皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

前払一時金等の利率(正解率48%)

問題

労災年金受給者が、障害補償前払一時金を選択した場合、支払うべき年金支給額から中間利息を控除して算定した額の合計が前払一時金の額に届くまで年金を支給停止することとしている。
当該中間利息については、【?】とされている。

A 100分の4
B 100分の5
C 100分の14.6
D 算定事由発生日における法定利率

ついでに見たい

最高裁判例まとめ

解答・解説

”正解はここをクリック”

D 算定事由発生日における法定利率」。

100万円を
①1年後もらう
②今もらう →②のが得。
100万円を1年運用すれば利息がつくため。

同じ考え方で、前払で100万円もらった代わりに、1年経過後の年金をそのまま100万円停止だと、利息分得してしまう。 そこで、1年経過後の年金は100万円×利息分(利息割引後は100万円)停止する。

この利息(中間利息)が、民法改正に伴って5%(固定)→法定利率(変動制・現在3%)に変更。

その他。

・労働基準法の任意貯金(利子)→年5厘以上
・任意継続被保険者・国民年金の前納(
割引)→年4分
・延滞金(原則)→年14.6%
・前払一時金受給時の年金停止額の計算(
割引)→法定利率(年3分)

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

テキスト読みのコツ。
・目次の項目ごとに、読んだ日付、苦手かどうかメモ
・見出しから論点を思い出し。「この項目からはこんな問題がでる」とセルフレクチャー
・気づきをさらに書き込み
・読む目的を意識。選択対策なら精読メイン、択一対策なら部分読みメイン。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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