皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
マクロ経済スライドによるスライド調整率(正解率39%)
問題
「マクロ経済スライドによるスライド調整率」→【?】×平均余命の伸び率
A 公的年金被保険者数の変動率
B 物価変動率
C 名目賃金変動率
D 名目手取り賃金変動率
ついでに見たい
直前期の学習法
皆さん、こんにちは。 「社労士24」担当講師金沢です。 令和3年度の社労士試験は8月22日(例年ベース)に実施予定です。 科目別の勉強も終盤に差し掛かり、「直前期にどんな感じで勉強を進めようか」ぼんやりと考え始める時期で …
解答・解説
「A 公的年金被保険者数の変動率」。
マクロ経済スライド調整は、少子高齢化の進展具合を年金額に連動させるもの。
・少子化→公的年金被保険者の数(支え手の数)
・高齢化→平均余命の延び(0.997)
調整前の年金がマイナス改定になったため、翌年度以降に繰り越し。
2021年度の年金額についての詳細はこちらから。
みなさん、こんにちは。 金沢博憲(社労士24)です。 2021年度(令和3年度)の年金額は、2020年度(令和2年度)に比べてマイナス0.1%の減額改定となりました。 4年ぶりの減額改定です。 年金額の伸びを押さえるマク …
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
よく「インプット→アウトプット」というけれど、合格者の方は「インポート→エクスポート」しているイメージ。
「そのまま入れる→そのまま出す」のではなく、「過去問の論点をアプリ(頭)に取り込む→表現の異なる問題に適用できるように出力する」感じ。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
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