皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

割増賃金の計算の基礎となる賃金(正解率50%)

問題

(月給)
・基本給 235,000円
・精皆勤手当 8,000円
・家族手当 10,000円
・通勤手当 15,000円

家族手当は家族の⼈数に関係なく⼀律に⽀給しており、通勤⼿当は通勤に要した費用に応じて支給している。

割増賃金の計算の基礎となる賃金はいくら?

A 235,000円
B 243,000円
C 253,000円
D 268,000円

ついでに見たい

【令和5年社労士試験】厚生年金保険法問1~問5/択一式問題の全問・全選択肢解説

 

解答・解説

”正解はここをクリック”

C 253,000円」。

割増賃金の計算の基礎からは、次の賃金は除外される。
① 家族⼿当
② 通勤⼿当
③ 別居⼿当
④ ⼦⼥教育⼿当
⑤ 住宅⼿当
⑥ 臨時に⽀払われた賃⾦
⑦ 1か⽉を超える期間ごとに⽀払われる賃金

家族手当や通勤手当は、原則的には除外されるが、一律支給の場合は除外されない。

本問の家族手当は一律支給のため除外されない。

結果、割増賃金の計算の基礎となる賃金は、基本給(235,000円)+精皆勤手当(8,000円)+家族手当(10,000円)=253,000円となる。

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

合格点のうち、 9割を知識で解き、 1割を思考で解く。
思考とは、原理原則の応用、既存知識からの類推、知識の事例への当てはめ。
両方必要。

それが社労士試験。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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