皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
労働保険事務組合への委託事務(正解率78%)
問題
労働保険事務組合に委託できる事務に含まれるものは?
A 印紙保険料に関する事務
B 雇用二事業に関する事務
C 雇用保険の被保険者に関する届出
D 保険給付の請求に関する事務
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解答・解説
「C 雇用保険の被保険者に関する届出」。
事務組合は、労働保険の「適用・徴収関係」の事務を代行する。
したがって、保険給付や二事業に関する事務は代行しない。
また、徴収関係でも、印紙保険料は、スタンプ方式のため、代行しない。
雇用保険の被保険者に関する事務は「適用・徴収関係」であるため、委託事務の対象になるが、保険関係の一括の対象にはならない。
【委託できる事務】
・保険料の申告納付→委託○
・保険関係成立届、任意加入の申請、事業所設置等の届の提出→委託○
・特別加入の申請→委託○
・雇用保険被保険者の届出→委託○
【委託できない事務】
・印紙保険料の納付→委託×
・保険給付→委託×
・雇用二事業→委託×
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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