皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

食事の現物給与(正解率55%)

問題

協会けんぽ。
食事の現物給与価額について、被保険者から食事代を徴収している場合。

1か月当たり
・食事代の徴収額→10,000円
厚生労働大臣が定める現物給与の価額→24,000円

報酬に算入される現物給与の価額はいくら?

A 0円
B 6,000円
C 14,000円
D 24,000円

ついでに見たい

社労士24+直前対策で合格された方のシンプルな学習方法。
「基本的な勉強の流れは、あるチャプターを勉強する→当該箇所の問題を解く→わかっていないところの復習をする、覚えるべきは覚える、の繰り返しです。」

解答・解説

”正解はここをクリック”

C 14,000円」。

食事の現物給与価額について、被保険者から食事代を徴収している場合。
徴収金額が
・標準価額の2/3未満の場合→「現物給与価額-徴収金額」を報酬に算入
・標準価額の2/3以上の場合→報酬に含めない

本問では、徴収金額(10,000円)が標準価額の2/3(16,000円)未満の場合に該当するため、現物給与価額(24,000円)と徴収金額(10,000円)の差額(14,000円)が報酬に算入される。

なお、住宅の家賃等を徴収(負担)している場合は、上記の取り扱いではなく、現物給与の価額から徴収額(負担額)を差し引いた額が現物給与価額となる。

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

横断学習のポイントは「横断を目的化」しないこと。
横断は、効率的に記憶を整理・収納するための「手段」。
目的化すると、出題可能性にかかわらず該当項目についての全科目の取扱を調べないと気がすまなくなる状態になり非効率。
「整理しやすい」「出てるところ」をつまんで整理。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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