皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

年金支払の端数処理(正解率88%)

問題

年金給付の各期支払額に1円未満の端数が生じたときは、これを切り捨て、毎年3月から翌年2月までの間において切り捨てた金額の合計額については、これを【?】の年金額に加算するものとする。

A 次年度の4月の支払期月
B 当該2月の支払期月
C 当該3月の支払期月
D 当該12月の支払期月

ついでに見たい

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解答・解説

”正解はここをクリック”

B 当該2月の支払期月」。

年金の各支払期の端数処理について、かつては1円未満の端数が生じたときは切り捨てていたが、被用者年金の統合(平成27年10月1日)の際に、切り捨てた金額の合計額を2月の支払額に加算することになった。

・権利の裁定時or額の改定時→1円未満四捨五入
 ※老齢基礎年金の満額等は、100円未満四捨五入
・計算過程→1円未満四捨五入
・支払時→1円未満切捨
 ※切り捨て合計額→2月の支払期月の年金額に加算

その他、端数処理はこちらの記事でまとめています。

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

(きこえますか…受験生の… 皆様… 今… 皆様の…心に…直接… 呼びかけています。すべてを理解してなくても試験には合格できます。ワタシの受験生のときは”初診日の前日”が”前日”である理由を知りませんでした。理解は後からついてくる、くらいに捉えて前に進みましょう)

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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