皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
適用事業所に使用される高齢任意加入被保険者(正解率21%)
問題
適用事業所に使用される高齢任意加入被保険者(事業主の同意はない)が、3月分の保険料(初めて納付すべき保険料を除く。)を滞納し、督促状に指定された期限までに、その保険料を納付しないときは、【?】に被保険者の資格を喪失する。
A 2月28日
B 3月31日
C 4月30日
D 督促状に指定された期限の翌日
社会保険に関する一般常識。
ビルの谷間のラーメン屋のような存在。
厚生年金保険法と直前対策の間に挟まれて、手薄になりがちな科目。
しかし、一般常識の基準点確保のためのキーパーソンとなる科目。
その傾向と対策 (You Tube動画)2022年版
解答・解説
「B 3月31日」。
適用事業所に使用される高齢任意加入被保険者→保険料の納期限の属する月の前月末日に喪失。
3月分の保険料の納付期限は4/30。
その前月末日は3/31。
3月分の保険料の納付義務が生じる(3月経過の際)直前に喪失。
給付に反映される被保険者期間は前月(2月)まで。
仮に2月28日に喪失だと、保険料を納付した2月が被保険者期間に算入されないことになる。
動画解説はこちら。
国民年金の任意加入被保険者と、厚生年金保険の高齢任意加入被保険者で、保険料滞納時の喪失時期が違うのはなぜなのか?
【動画目次】
7:30~任意加入の滞納による喪失
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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否。
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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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