皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
標準報酬月額の上限改定(正解率78%)
問題
A (1) 150 (2) 4月1日
B (1) 150 (2) 9月1日
C (1) 200 (2) 4月1日
D (1) 200 (2) 9月1日
直前期っていつから?
皆さん、こんにちは。 「社労士24」担当講師金沢です。 令和3年度の社労士試験は8月22日(例年ベース)に実施予定です。 科目別の勉強も終盤に差し掛かり、「直前期にどんな感じで勉強を進めようか」ぼんやりと考え始める時期で …
解答・解説
「D (1) 200 (2) 9月1日」。
厚生年金保険の標準報酬月額の上限は、過剰給付を抑制する観点から、昭和60年改正により、男子被保険者の平均標準報酬月額の概ね2倍となるようにする仕組みとなり、その後、平成元年の改正で、女子も含めた被保険者全体の平均標準報酬月額の概ね2倍となるようにする仕組みとされた。
改定時期は、定時改定による標準報酬月額の有効期間とあわせて9/1。
令和2年9月以後の厚生年金保険の標準報酬月額について、従来の最高等級(第31級・62万円)の上にさらに1等級(第32級・65万円)を加える改定が行われた。
なお、標準賞与額の最高限度額を150万円で、従来と同額。
なお、”男子被保険者”の標準報酬を基準にするのは、所得代替率の算定時。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
年金を理解するコツは、基礎年金と厚生年金を一体的に勉強することだ。
なぜかっていうと、一つの年金が昭和60年改正で分割されたからだ!
もともとピッコロと神様が一人のナメック星人だったようにな!
みんな、2巡目以降は老基→老厚、障基→障厚、遺基→遺厚の順にぜってぇ見てくれよな!
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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