皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
端数処理(正解率83%)
問題
「1,000円未満の端数を切り捨てた額」。
何?
A 給付基礎日額 (労災)
B 支給停止調整額(厚年)
C 標準賞与額(健保)
D 老齢基礎年金の満額(国年)
択一演習は全6回 1回五択25問。
① 週2回ペースで解く日を設定
② 解く日に向かって出題科目(表紙に記載あり)の復習
③ 解いたら答え合わせ→映像視聴
④ 正誤判断を間違えた肢ごとにテキストと突き合わせ
⑤ テキスト掲載論点のうち、間違えた肢をメモ。
皆さん、こんにちは。 「社労士24」担当講師金沢です。 令和3年度の社労士試験は8月22日(例年ベース)に実施予定です。 科目別の勉強も終盤に差し掛かり、「直前期にどんな感じで勉強を進めようか」ぼんやりと考え始める時期で …
解答・解説
「C 標準賞与額(健保)」。
A 給付基礎日額 (労災)→1円
B 支給停止調整額(厚年)→1万円
C 標準賞与額(健保)→1000円
D 老齢基礎年金の満額(国年)→100円
健保の標準賞与額に係る保険料は「標準賞与額×1000分の30~130」で計算する。
1000分率を乗じるので1000円で処理。
あと、標準報酬月額の最低が58,000円なので→0×3つで揃えているでもOK。
この時期、「全部にこだわらない」のがポイント。
全部憶えるのは効率が悪い、全部捨てるのもったいない。
「押さえやすいのだけ押さえる」スタンスが大事。
端数処理でいえば「知識の二次利用で押さえてメモリー温存」作戦が吉。
例えば、在老10,000円は支給停止調整額「50万円(令和6年度)」の知識から引き出せる。
そして「金額」だけ優先して憶える。
「切り上げ」「四捨五入」「切り捨て」間の置換ひっかけは実は殆どないので。
ただし、「切り上げ」処理で、かつ、試験で複数回問われている論点が一つだけある。
それは「労災の給付基礎日額」。
なお、年金の端数処理はこちら。
皆さん、こんにちは。 今回は、国民年金、厚生年金保険の年金額の端数処理をまとめます。 基本的な考え方 原則は1円未満四捨五入 法律上は原則的に1円未満を四捨五入して計算します。 国民年金法と厚生年金保険法の給付の通則に規 …
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
模試において出会う「見たこともない肢」。
お手元のテキストに載っていないものであれば「未知の肢が交じる問題から既存知識で正解肢を特定できる」かを試すために出題されたものと思っていい。
重要性でいえば、テキスト掲載情報>>>>>見たこともない肢、だ。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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