皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
「Twitterで選択対策」のバックナンバー版「ブログで選択対策」の配信です。
Follow @Sharoushi24
選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
65歳以後の在職老齢年金の事例(正解率58%)
問題
・65歳の被保険者が老齢厚生年金(報酬比例の額のみ)の受給権を有している
・標準報酬月額 320,000円
・その月以前1年間の標準賞与額の総額 720,000円
・基本月額 140,000円
老齢厚生年金の支給月額はいくらになる?
A 10,000円
B 20,000円
C 120,000円
D 130,000円
選択式試験のダミーの選択肢は、「こんな言葉は聴いたことがない」という違和感で消すことができる。
ゆえに「聞き流し」するだけでも十分効果がある。
解答・解説
「D 130,000円」。
支給停止月額の計算式は
(総報酬月額相当額+基本月額-50万円)×1/2
↓数字当てはめ
(38万円※+14万円-50万円)×1/2=1万円
※32万円+72万円÷12
支給月額は
14万円ー1万円=13万円
1/2しているか、問いは支給停止額か支給額かは、必ずチェック。
計算問題の対処方法は以下の記事にまとめています。
自分が受験した年、択一徴収法で計算問題が出題されました。 「よっし!絶対解いてやる!」という意気込みで計算している途中、 掛け算の繰上げで悩んでいるときにふと思いました。 「自分は別に算数のテストを受けにきたわけではない …
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
メールマガジン募集中
メルマガでもお役に立つ「選択式対策」「法改正情報」「統計情報」「学習方法」などのコンテンツを【無料配信】しています。
ぜひご登録ください。メールアドレス以外の個人情報は不要です。
メルマガに登録いただくと、#Twitterで選択対策で出題して選択式問題についても、おおむね2週間後に、同じ問題がメール配信されます。
ちょうど忘れかけのタイミングで届きます(笑)
忘却曲線を意識した反復学習にお役立てください。
⚠返信完了メールが届かない場合、「迷惑メールフォルダ」に振り分けられている可能性があります。
ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
~数字の問題は超絶サービス問題~
数字の問題は知ってれば瞬速で解ける超絶サービス問題!!!
かつ、数字ひっかけは揺るぎないダウト!!! 確固たる×!!!
正解肢釣り上げたら、他の肢は見ないで、次の問題に進める!!!
時間とスタミナの圧 倒 的 節 約!!!
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
Twitterもやっています。