皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
特別加入者の取り扱い(正解率81%)
問題
特別加入者は、【?】の対象とならない。
A 休業(補償)等給付
B 傷病特別支給金
C 通勤災害に関する保険給付
D 二次健康診断等給付
社労士試験の各科目にあだ名をつけるとしたら。【動画】
解答・解説
「D 二次健康診断等給付」。
特別加入者は、二次健康診断等給付の前提である一次健康診断(労働安全衛生法の健康診断)の対象にならないため、二次健康診断等給付は行われない。
通勤災害の保険給付は、一人親方等及び特定作業従事者のうち通勤の実態がない者には行われないが、他の特別加入者には行われる。
【まとめ】特別加入者に特有の取り扱い
・通勤災害の保険給付→一人親方等及び特定作業従事者のうち通勤の実態がない者には行われない。
・療養給付→一部負担金の負担を要しない。
・休業(補償)等給付→所得喪失の有無にかかわらず、労働不能の状態であれば支給される
・二次健康診断等給付→行われない。
・特別給与を基礎とする特別支給金(傷病特別年金など)→支給されない。
・給付基礎日額→本人が希望する額(最高25,000円)
・年齢階層別の最低・最高限度額→適用がない。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
・この方法でなきゃ絶対合格できない
・こう教材でなきゃ絶対駄目だ
・この計画でないと絶対無理だ
ということは絶対ない。
合格者数=合格できる勉強方法の数。
自身の選んだ方法が正しかったのだと証明する。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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