【社労士 選択式】正解率76%!給付水準の下限【年金】

皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

Twitterで選択対策」のバックナンバー版ブログで選択対策」の配信です。

選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

給付水準の下限(正解率76%)

問題

マクロ経済スライドによる給付調整には、一定の下限を設ける。
その下限の水準は、現役世代の可処分所得の状況と高齢夫婦世帯の消費支出の状況との比率なども参考に、【?】%を下回らないものとする。

A 40
B 50
C 60
D
70 

 

ついでに見たい

社労士試験の10科目の特性と攻略法を捉えて直前期の”全復習”に備えましょう。

 

 

解答・解説

”正解はここをクリック”

B 50」。

マクロ経済スライドによる調整が効きすぎて、年金額が老後の所得保障として不十分なものにならないようにするための下限。

①男性の現役世代の平均的なボーナス込みの手取り賃金が100とした場合
②40年間働いた夫及び専業主婦であった妻の「老齢基礎×2+老齢厚生」

①に対する②の比率を所得代替率といい、50%超をキープするように調整する。

なお、2019年度(前回の年金再計算時)の所得代替率は61.7%。

”割りそうなやつは代替6割”

動画解説版はこちら。

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

メールマガジン募集中

メルマガでもお役に立つ「選択式対策」「法改正情報」「統計情報」「学習方法」などのコンテンツを無料配信しています。
ぜひご登録ください。メールアドレス以外の個人情報は不要です。

メルマガに登録いただくと、#Twitterで選択対策で出題して選択式問題についても、おおむね2週間後に、同じ問題がメール配信されます。
ちょうど忘れかけのタイミングで届きます(笑)
忘却曲線を意識した反復学習にお役立てください。

⚠返信完了メールが届かない場合、「迷惑メールフォルダ」に振り分けられている可能性があります。
ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。

【今日の一言】

厚生年金保険では、健康保険や国民年金では気づかなかった伏線が回収されて、「ふおおおお!」となるのが醍醐味。
逆に、土台になっている健保や国年が知識がフワッていると、ピンとこない箇所も多い。
だから物にするのも時間がかかる。
社会保険の伏線回収科目であり、総集編科目である。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
Twitterもやっています。

↓ランキングに参加しています。↓

にほんブログ村 資格ブログ 社労士試験へ