皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。
2023年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。
合格体験記は11月30日までに募集中です。応募フォームは→こちら
今回は”tg”様からお寄せ頂いた体験記です。
誠にありがとうございます。
プロフィール
【プロフィール】
中高齢の社会人
人事・労務など社労士関係業務の経験ゼロ
初めての社労士受験
【得点状況】
2023年(第55回) 選択33点、択一47点
【利用のコンテンツ】
社労士24、法改正まとめ講義、労働経済・厚生労働白書まとめ講義、全統模試2回
学習方法
【学習計画の立て方】
2023年1月半ばに学習開始
学習期間が7ヶ月強と短かったので、社労士24の教材をこなすので精一杯でした。
4月末までに全科目1巡+択一トレ問4回転、その後は直前期の高速回転を目指しました。
社労士24のブログやYouTube、SNSで勉強の進め方情報がいろいろと提供されていてとても参考になりました。
社労士24と金沢講師お勧めの勉強方法を節目節目で調べて学習計画に反映しました。
【勉強時間の作り方】
短時間でもあれば社労士24の勉強に充てました。
朝晩の家事や移動中などの隙間時間で社労士24を聴きました。
【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】
平日3時間半、土日休日7〜10時間
1,000時間(社労士24を聴くだけの時間を含む)
【回転数】
択一トレ問:10回、選択トレ問:5回
横断まとめの毎日条文:25回
白書まとめ:3回
社労士24の視聴:14回(家事や移動中の聴くだけを含む)
4月から8月試験直前まで毎日2時間ほど欠かさず聴き続けました。
体感では無数に聴いたつもりが、記録をつけたら14回でした。
意外に聴けないと感じました。
【一番苦労したことと解決した方法】
社会保険制度は歴史的経緯で決まっているものが多く、理論的背景のないまま暗記するだけなのが辛かったです。
暗記の試験と割り切って、社労士24の教材を繰り返しました。
毎日欠かさずに短時間でも教材への接触機会を確保し、回転数をあげたことが解決方法だったと思います。
暗記量が膨大で、なんどもくじけそうになりました。
これに対しては、一問一問を解くたびに問題のチェック欄□に日付と正誤を書き加えることで対処しました。
その結果、例えば択一トレ問1回転に必要な勉強期間がわかり、次の1ヶ月の勉強計画が立てやすくなりました。
また、回を重ねるごとに正答率が上昇するのもわかり、学習が進んでいると実感しました。
定量的に把握することで、こんなに膨大な量をできるのか?という不安な気持ちをやわらげることができました。
【選択式の勉強方法】
全科目1巡(択一トレ問4回転)した後の4月末に選択トレ問を始めました。
最初に完成文を読むだけをやってみましたが、まったく頭に残りませんでした。
そこで、5月初旬から問題を解くように変更しました
1回目はほとんどわからない状態でしたが、全科目を一巡して選択式問題の感覚を掴むことができてよかったです。
選択式問題を知らないことの漠然とした不安を5月中に解消できたことの心理的効果は大きかったです。
7月下旬の全統模試IIまでに3回転しました。
【勉強内容】
・5月まで(直前期の前)
1月半ばの勉強スタートだったので、4月末までは社労士24全科目を1巡しながら、併行して択一トレ問をやりました。
4月末までに択一トレ問4回転を目指し、それを達成しました。
国民年金の教材が届いて以降は、毎日年金も進めました。
・5月~7月(直前期)
直前期は全科目の回転数を増やすことを目指しました。
5月:教材を広げて全科目を一巡
選択トレ問を開始→5月中に1回転
択一トレ問1回転
毎日条文(横断まとめ)を開始
毎日年金を継続
6月:6月末の全統模試Iを目指して全科目を一巡
選択トレ問1回転→知らない論点をテキストに追記
択一トレ問2回転→間違いポイントをテキストに追記
白書統計まとめ1回転
毎日年金、毎日条文
6月末:全統模試I→労災と年金の補強が必要とわかりました
7月:7月下旬の全統模試IIを目標に全科目を一巡
レクチャー・テキストの精読1回(この精読で問題集とテキストの関連づけができました)
選択トレ問1回転→間違いポイントをテキストに追記
択一トレ問1回転→間違いポイントをテキストに追記
白書統計まとめ1回転
苦手の毎日年金+毎日労災
毎日条文、毎日統計、毎日白書、毎日判例
社労士24一気見1回(2日間で終えるのにどれほど疲れるかを経験)
全統模試II→年金は補強できたが、労災が足りないとわかりました
・8月(最直前期)
最直前期は、テキストの比重を高めました
レクチャー・テキストの精読1回(全体知識の確認・定着ができました)
選択トレ問(間違い中心)2回転(7月下旬から8月上旬)
択一トレ問(間違い中心)2回転(7月下旬から8月上旬)
全統模試IとIIのやり直し
レクチャー・テキストの重要ポイント抜粋を作成(画像キャプチャ)
苦手の毎日年金+毎日労災
毎日条文、毎日統計、毎日白書、毎日判例
試験1週間前に社労士24一気見1回(知識の漏れを防げました)
試験5日前からはテキスト重要ポイントの繰り返し
※全統模試IとIIは本番のつもりで準備をしました。
模試で弱点を把握して補強につなげ、模試IIでは補強の成果を検証することもできました。
また、試験直前期の過ごし方を試せて、本番への心の準備ができました。
メッセージ
【受験生の方へのメッセージ】
社労士24を信じて勉強すれば、短期間でもきっと成し遂げることができます。
関連業務未経験・初めての社労士受験でしたが、1月スタートの7ヶ月強の勉強期間で合格できました。
実は6月に他社市販模試を少し試した際、社労士24テキストにない論点がいくつもありました。
その時に社労士24だけでは足りないかもしれないと心配になりました。
しかし、他社教材に手を広げずに、社労士24と大原教材の完成度を高めるように気持ちを切り替えました。
(他社市販模試は途中でやめました)
社労士24のレクチャー・テキストに大原教材で得た知識や自分の弱点を書き込むことで、自分に必要な私だけのテキストを作り上げることができました。
テキストに知識や弱点を集約したことが、最後に最も役立ちました。
試験の最々直前期には、私だけのこのテキストがあれば大丈夫と思えるほどになりました。
これから受験される皆さんが合格されますように応援しています!
【その他ご感想など】
合格できたのは、社労士24の大原教材と金沢講師のおかげです。
ほんとうにありがとうございました。
また、社労士24を開始した後に電話で追加講座のご相談をしたのですが、応対いただいた講師の方がどのように講座を選択して勉強をすすめればよいのかアドバイスくださいました。
よい教材の提供だけではなく、講座選択の相談にもご丁寧に対応いただき、とても感謝しています。
重ねてお礼申し上げます。
その他の合格体験記
その他の合格体験記は下記のリンク先でご覧いただけます。
『資格の大原』ブログ 社労士の「社労士合格体験記」の記事一覧です。「社労士」といえば『資格の大原』。社労士試験の合格率、難易度、勉強方法、勉強時間、独学について、「時間の達人シリーズ社労士24」の評判などをご紹介します。資格の大原 社会保険労務士講座 専任講師 金沢博憲が担当しています。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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