【社労士】あなたの悩みはなんですか?【受験生の方に聞きました】

社会保険労務士試験合格を目指される皆様、こんにちは。

勉強中に悩みはつきものです。

今回は、受験生が抱えている悩み、その克服方法について考えてみたいと思います。

先日、Twitter上で「社労士試験の勉強をしていて最も悩んでいることは何でしょうか?」というアンケートを実施し、175名の方に投票をいただきました。

その結果がこちらです。

●第1位(39%)→忘却との戦い
●第2位(33%)→やる気のキープ
●第3位(21%)→勉強時間の確保
●第4位(7%)→勉強方法

なおこのアンケートは12月時点で集計したものです。悩みは移り変わるものですので、おそらく直前期に入る5月に集計すると、異なる結果になるでしょう。

それでは個別の項目ごとにみていきましょう。

第1位(39%)→忘却との戦い

社労士試験の特徴は「広範囲であること」「憶えることが多いこと」などがあります。

社労士試験の難易度が高い理由

そのため、「初期に学習した内容を後期になるとすっかり忘れている」状態になり、「あの勉強は意味はなかったのか、、、」と悩みます。

その悩み自体が大敵になります。

恐れるべきことは、「忘れること」自体ではなく、忘れることがイヤになって、繰り返しが止まることです。 

脳は忘れるようにできており、忘れる→覚える→忘れる・・の繰り返しで記憶が定着するそうです。

1回で憶えられるわけがない
情報との接触機会が増すほどに知識は定着する
忘れることは記憶するための通過点
と考えて、どんどん繰り返しましょう。

記憶術などを持ち出さなくても大丈夫です。

繰り返し見れば覚えられる。」その当たり前のことを実践しましょう。

具体的には、「ある項目を確認する間隔を1か月以上空けない」ことです。

第2位(33%)→やる気のキープ

勉強しはじめの頃のあの高揚感はどこにいったのか、と思うくらいに、「やる気」というものはしぼんでいきます。
「やる気ださなきゃ!」と思っても体が動かず、やらない自分を責めてしまうこともあります。

克服策としては、
・受験テクニック的な部分では「試験合格」を見据える。
・「なぜ勉強しているのか」というメンタル的な部分では「合格後」を見据える。
という気持ちの持ち方が有効です。

合格後に今習っている知識を使ってビジネスをする」「人様のお役に立つ」という具合に勉強に意味づけを行って、勉強を無味乾燥なものにしないこととがコツです。

それでも、なかなかやる気がでない、という場合は、いっそやる気に依存しないという方法もあります。

すなわち、毎日の歯磨きと同じように、「この時間になったらこの勉強をする」という具合に「習慣化」して、やる気があってもなくても、自動的に勉強する習慣を作ってしまうことです。

例えば「1日5分からはじめてみる」などのコツです。

その習慣化のコツは以下の記事にまとめています。

勉強を習慣化する7つのコツ

第3位(21%)→勉強時間の確保

社労士試験の勉強をされている方の多くは仕事や育児、ご家庭のことと勉強を両立をされています。

まとまった時間をとることが難しい」という中での勉強時間の確保の方法は、スキマ時間の活用です。

通勤中やちょっとした待ち時間に勉強をするのです。

このスキマ時間の活用方法のコツは以下の記事でまとめています。

スキマ時間の有効活用

第4位(7%)→勉強方法

勉強を進めていると「この勉強方法は、正しいのか?」「ムダな努力をしているのではないか?」と不安になることがあります。

しかし、王道の学習方法は決まっていますので、王道から外れていなければ、必ず成果に繋がります。

王道の学習方法

講義を聴く

テキストをざっと読む

問題を解く

テキストで該当箇所&周辺を確認する

その繰り返し

すぐには成果に繋がらないこともありますが、それは「基礎体力づくりの段階だから」と考えましょう。

反復していればいやでも記憶に定着し、成果に繋がります。

悩んでいるのは自分だけ、ではない

周りは順調、でも自分だけ上手く進んでいない」と思いがちです。

しかし、決してそうではありません。 ある一点ではそうであっても、他の点では、その逆のケースもあるのです。

全ての受験生の方が悩みを抱えています。

何の悩みや迷いもなく勉強を進めて合格された方は、誰ひとりとしていません。

それらを乗り越えた先に合格は見えるのです。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格(旧上級)コース」を担当致しております。
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