みなさん、こんにちは。
金沢博憲(社労士24)です。
1月2日から、箱根駅伝ですね。
今回は、社労士試験の特性を、箱根駅伝になぞらえて、解説したいと思います。
箱根駅伝も社労士試験も総合力勝負
箱根駅伝は、10区画の総合タイムで、優勝が決まります。
圧倒的エースが一人だけいるチームより、各区のメンバーが大きく順位を下げることなく、かつ、数人が区間賞を取るチームが勝つことができる総合力戦です。
まるで、社労士試験の10科目のごとし、です。
全科目得意になる必要はない。
バランスよく平均レベルに底上げする。
そして、年金科目を稼ぐ。
これが必勝法です。
逆に、第1区に圧倒的エースを配置し、鶴見中継所まで独走していても、他の区間でどんどん順位を下げるのと、労働基準法の勉強に偏重して、他の科目が尻すぼみになるのは、似ています。
次の科目に襷をつなげる
また、ある区間で、大幅にタイムが遅れ、制限時間内を経過するとタスキをつなげなくなる、参考記録扱いになるのも、社労士試験の科目別基準点に似ています。
総合得点がクリアしていても、ある1科目が基準点を下回ると合格することができません。
全科目を圧倒的エースに育てる必要はありません(また困難です)が、平均レベルまでは持っていく必要はあります。
合格された方の一般的な得点状況を箱根駅伝に例えると、次のような感じになるでしょうか。
・基安5点「頼む」
・労災6点「頼む」
・雇用5点「頼む」
・常識4点「ギリギリでスマン。」
・健保「オレの役目は後ろの二人に託すこと」6点
・厚年「よく繋いでくれた。後は任せろ」10点(山の神)
・国年「みんなのタスキ、確かに受け取った」8点
総計44点(合格基準点)
優勝に導く監督はあなたです
優勝(合格)できるメンバー10科目を、それぞれの適正にあわせて育成することができるか、監督(受験生)の手腕が問われます。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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