2024年社労士試験合格体験記(13)「大目標、中目標、小目標を立てる」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2024年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

今回は”キョーコ”様からお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

#社労士24 #社労士合格体験記

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プロフィール

・40代後半女性。1人暮らし
・職業 会社員(IT企業で会計・人事労務のパッケージソフトの導入保守をするSEの仕事をしてます)
    フレックス勤務、週3~4日は在宅勤務。

【社労士を目指したきっかけ】

最初に目指したのは10年ほど前。
派遣社員で経理の仕事をしていたときに、取得困難な資格をもっていた方が正社員への道が開かれると思ったのがきっかけでした。
2回受験して不合格でしたが、社労士の勉強をしていて、知識があるということで労務人事の仕事に正社員で転職できたので、社労士挑戦は終了しました。

転籍をして、現在のITの仕事に就くことになり、ITパスポートを大原で受講して合格しました。
そのときに何気なく見た社労士講座の『社労士24』が目にとまり、このコンテンツが10年前にあれば合格していたのではと思ったのが、再チャレンジを決めたきっかけでした。

再チャレンジに至るまでの間、たくさん勉強したのに「不合格」だったので、全然勉強しなかった人と結果は同じということが悔しいという気持ちがどこかに残っていました。

【得点状況】

・令和2年度 選択式:22点(割れあり) 択一式:34点(割れあり)
・令和3年度 選択式:26点(割れあり) 択一式:43点(割れなし)
・令和4年度 選択式:32点(割れなし) 択一式:37点(割れあり)
・令和5年度 選択式:28点(割れあり) 択一式:40点(割れあり)
・令和6年度 選択式:36点(割れあり) 択一式:46点(割れなし)

【利用のコンテンツ】

・社労士24 + 直前対策講座
・社労士24 X
・時間の達人 社労士試験 名言bot X
・社労士24メルマガ
・トレ問アプリ
 ※直前対策は、法改正・白書動画を以外ほとんどできませんでした

【学習計画の立て方】

社労士24の講義スケジュールに沿って、大目標、中目標、小目標を立てました。

 ・大目標:本試験までにテキストと択一式トレ問6回転、選択式トレ問2回転
 ・中目標;模擬試験までにテキストと択一式トレ問5回転
 ・小目標;メイン講座 テキストと択一式トレ問3回転、選択式トレ問1回転

最終ゴールの大目標を立てて、大目標を達成するために中目標、中目標を達成するために小目標を立てました。

【勉強時間の作り方】

家だとテレビをつけてしまったり、誘惑が多ので、出社するときは、仕事の前や帰りにカフェに行って、30分でも勉強しました。
土日はなるべくカフェに行きました。

皿洗いをしながらや、お風呂でスマホをビニール袋に入れて社労士24をながら視聴しました。

まな板と包丁を使わない料理、お皿は極力使わないようにしたり、外食をしたり、おかずを買ってくるなどして、料理時間を減らして、その分勉強時間に回しました。

髪の毛をドライヤーで乾かしながら、去年度の「横断まとめ」記載の目的条文、「労働白書」の最高裁判例の読み込みをし、直前期の労働白書の講義の視聴後は、労働白書のざっくり数字も読み込むようにしました。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

■1日平均
1時間程度。
仕事が忙しかったり、ストレスで発狂しそうなときは1分~5分程度。
仕事が定時で終わったときは2~3時間。

■トータル
・令和2年度:正確に計測していなかったのですが、おそらく400時間程度
・令和3年度:656時間
・令和4年度:674時間
・令和5年度:711時間
・令和6年度:805時間 + 社労士24動画ながら視聴3回

【回転数】

社労士24の講義視聴 : 1回転 + ながら視聴3回
テキスト読み    : 労働保険6回転、社会保険5回転
択一式トレ問    : 労働保険5回転、社会保険4回転 + 1回でも間違えた問題のみ1回転
選択式トレ問    : 2回転

【一番苦労したことと解決した方法】

・一番苦労したことは、ストレスとの闘い。
仕事が忙しく、残業が労基法限度時間超えることが複数月あったり、2年前には体調が悪くなり、手術・入院をすることになったり、昨年の年末に親が倒れて入院して、試験の1週間前に手術したり、自分ではどうしようもできないことで精神的につらいことがありました。
そのことで、計画通りに勉強が進まないことでさらにストレスがたまりました。
また、これだけ勉強したから受かるという確証もないので、それもストレスでした。

・解決した方法
①Xで勉強用のアカウントを作り、受験性仲間をフォローして、毎日投稿を見ました。
みんな頑張ってるから、自分も頑張ろうと勝手に励まされていました。
 
②疲れているときは、思い切って勉強をしませんでした。ストレス解消に寝たり、漫画読んだり、映画を見に行ったり、おいしいものを食べに行ったり、好きなことをしました。
やりたいことをやった次の日は、昨日やらなかった時間を取り返さないとマズイ、という焦りから勉強がはかどりました。
  
③スケジュール通りにいかなくても、本試験までにテキスト読み全科目5回転だけは絶対に死守すると決めていたので、それ以外は消去法で、できないことは思い切って諦め、優先順位の高いものからこなすようにしました。
大原の問い合わせも活用して、時間的に難しいから、これだけをやるつもりだよ、と相談して確認ができたので安心して進めることができました。

【選択式の勉強方法】

①テキストの読み込み
赤ファイルで消えるマーカを使用して、テキストを問題集化しました。
ゼブラのにじまない青マーカーがお勧めです。
不合格のときは、問題に聞いたこともないような選択肢があると、「テキスト記載を見逃したかもしれない」と自分を疑いましたが、合格した年は、こんなの見たことない、と自分を信じることができました。

マーカーする箇所は、太字がメインですが、太字が完璧なところは、太字ではない前後や主語を隠しました。
最初はそこまでマーカーせず、3回転目から本格的にマーカーしました。

②選択式トレ問の活用
選択式トレ問は、選択肢を見る前に、ノートに解答を書くようにしていました。
どうしてもわからないときは、選択肢を見る、という方法で解く練習をしました。
本試験でも同様の方法で解答し、割れなしで36点とることができました。

③白書、条文、最高裁判例対策
あえて時間を作らず、ドライヤー、皿洗い、風呂、歯磨きなど日常生活で必ずする時間のときに白書、条文、判例を読むようにしました。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)
 ※5月末までメイン講義が終わらなかったので、5月末までを記載

1,メイン科目のレクチャー視聴後、確認テストまでに択一式、テキスト読み3回転、選択式1回転を次の通り実施しました。
①メイン科目のレクチャー視聴(レクチャー1つか2つ)
 択一式トレ問 → 選択式トレ問→ テキスト読み

②翌日、次のレクチャー視聴前までに前日のレクチャー復習
 前日視聴したレクチャーの択一式トレ問 → テキスト読み

③1科目完了後の確認テスト前まで
 択一式トレ問 → テキスト読み

2,社労士24は前年度の視聴ができるので、メイン科目以外の科目の動画をながら視聴しました。

3,朝起きたらすぐに社労士24のXで配信される問題を解きました。
 寝ぼけて意図しない解答を押すこともしばしばありました。

・5月~7月(直前期)
 ※6月~7月で記載

1,労働保険、社会保険の各1科目ずつ同時進行で択一式トレ問、テキスト読み込みを2回転。

2,模擬試験で誤った箇所、択一トレ問で何度も間違える箇所を、テキストにフリクションの
  蛍光ペンで丸で囲みました。

3,直前対策の労働白書、法改正の動画視聴

《やる予定だったが、できなかったこと》
 ・中間テスト
 ・直前対策の演習

・8月(最直前期)
1,テキストの読み込み
 直前期にフリクション蛍光ペンで丸で囲った箇所を中心にテキストの読み込みをしました。

2.択一式トレ問
 1回でも誤った問題だけをピックアップして全科目1回転

3.直前対策の労働白書、法改正の動画視聴
 ながら視聴で4回転

4.直前対策
 総合演習と選択式問題だけやりました。

【受験生の方へのメッセージ】

受かる人は特別な人であって、四流大学出の自分は受かるはずがない、と思っていました。
こんな考えをもっていましたが合格できたので、同じようなことを考えてしまっている方は、諦めないで頑張ってほしいです。

社労士の勉強を続けることができている人は、理解できていなかったところが理解できたときの嬉しさがあったり、勉強がつらいことがあっても社労士の勉強が好きな人だと思います。

よく聞くかもしれませんが、この試験は諦めずに勉強を続けること、受講している学校を信じてアドバイスを素直に受け入れることで合格できると思います。

応戦しています!!

【その他ご感想など】

■やってよかったこと

1.「X」(受験生をフォローして、閲覧のみ使用しました)」
「X」を利用したおかげで通信講座でしたが、孤独ではなかったです。
特に緊張でどうにもつらかった本試験当日、「X」をやっていてよかったと思いました。
受験生のみなさんが「今から出発します」など投稿したり金沢先生の動画投稿を見たことで、緊張が少しほぐれました。

2.合格体験記を参考にしたこと

テキストにマーカーをして、赤いシートで隠すことによって、テキストを問題集化したのは、この合格体験記を読んだおかげでした。
問題集化したことで、テキスト読み込みの苦手意識が解消されました。

3.本試験前日に眠れるための方法の開拓

聴いていると寝落ちするラジオ番組を発掘したので、前日でもよく眠れました。
((NHKの又吉さんのラジオはおもしろいのですが、なぜか寝てしまう。ビジネス英会話も眠れました。)
これをやると眠れるという方法を見つけておくと本試験が近づいても安心できるかもしれません。

4.本試験のクーラー対策の準備

「まるでこたつソックス」のレッグウォーマーをこの時期に購入しておき、本試験のときに会場で履きました。
模擬試験のときに試しに使用してみて、足首が冷えることを防げたので、本番でも使用してとてもよかったのでお勧めです。

5.席ガチャ対応策

すみっこ好きですが、ストレスフルのど真ん中の席になる可能性もあり、模擬試験のときは、自分にとってストレスを感じる席で受験しました。
また、周りに貧乏ゆすりをする人がいる可能性もあるので、カフェで勉強するときは、PCをパチパチでかい音で叩いていたり、Web会議をしていたり、複数人で会話がはずんでいそうな席の隣に座るようにして、どんな環境でも勉強に集中できるように鍛えました。

6.社労士24

社労士24というコンテンツを見かけなかったら、社労士再チャレンジはしていませんでした。
このコンテンツであれば、時間がなくても合格できると思えたことは間違いではありませんでした。
合格までに5年(通算では7年)もかかってしまいましたが、金沢先生、社労士24に携わってくださったみなさま、無事合格することができました。
本当にありがとうございました。

 

その他の合格体験記

その他の合格体験記は下記のリンク先でご覧いただけます。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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