皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2023年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

合格体験記は11月30日までに募集中です。応募フォームは→こちら

今回は”Ms. シャーの安全装置”からお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

プロフィール

性別:男性
年齢:50代前半
職業:会社員(マスコミ系)

【得点状況】

※カッコ内は前回(54回試験)の点数
選択式
・基安3(3)
・労災5(3)
・雇用3(3)
・労一4(4)
・社一4(3)
・健保5(5)
・厚年4(5)
・国年5(4)
・合計33(30)
択一式
・基安6(4)
・災徴9(5)
・雇徴5(6)
・一般7(9)
・健保7(5)
・厚年7(4)
・国年9(4)
・合計50(37)

【利用のコンテンツ】

大原
・必勝リスタート
・経験者合格コース(通信)
・社労士24
大原以外
・秒トレ(アプリ)
・過去問ランド(サイト)

学習方法

【学習計画の立て方】

経験者合格コースの教材と一緒に送られてくる計画表の通りに進めました(メイン)。

これとは別に、サブとして、社労士24と過去問ランドの進捗リストを作って、同時並行でやっていました。

【勉強時間の作り方】

変則ローテ勤務の職場のため、時間は作りやすかったです。

家やマクドなどにいるときはメイン(経験者合格コース)、通勤や職場でのスキマ時間はサブ(社労士24、過去問ランド)をこなしていました。

一人で車を運転している時は社労士24を流していました。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

1日平均の勉強時間は3~5時間です(スキマ時間含む)。

大原で学習を始めた1年間(22年9月~23年8月)のトータルでは、1000~1100時間ぐらいだと思われます。

54回試験の前にユーキャンを使っていた頃は、計測していませんでしたが、21年1月~22年8月の期間で500時間ぐらいだと思われます。

【回転数】

大原
・必勝リスタートのテキスト:2回転
・経験者合格コースのテキスト(統計白書まとめ、法改正、論点まとめ含む):3回転
・社労士24:5回転(安衛、徴収、国年、厚年は6回転)
・必勝リスタートのトレ問:4回転
・択一式トレ問:6回転
・選択式トレ問:4回転(最後の1回は読み上げ)
・サブノート:3回転
・確認テスト・中間テスト・模試:各2回転

大原以外
・秒トレアプリ:2回転
・過去問ランド:2回転(H16~R3)

【一番苦労したことと解決した方法】

雇用保険に対する苦手意識が最後まで消えず、常に気になっていました。
学習が進むにつれて得点は上昇傾向になったのですが、安定しませんでした。
労基は出来・不出来の差が激しく、不安材料でした。

対策としては、徴収法と安衛法を意識的に多めに勉強しました。

徴収法は、金沢先生がおっしゃる通り「コスパ抜群」で、安衛は無味乾燥な暗記科目ではありますが、範囲が限られているため、対策しやすいと考えました。
結果的に、本試験では徴収、安衛の2科目に救われた感があります。

年金2法と健保は学習を進めていくと安定して得点できるようになり、特に苦労はありませんでした。
本試験でも得点源にできました。

一般常識は「確実に取れる法令を固めよう」という意識で取り組みました。
終盤は統計白書まとめを繰り返し、サブノートの統計問題も解き直しました。
秒トレアプリは大原の教材と相性が良く、白書統計まとめで学んだことを脳に定着させるのに役立ちました。

判例対策は、大原のテキストを何度か読みましたが、対策が不十分だったかなと思います。
「国語力と勢いで乗り切れる」という意識もあって、後手に回りました。

【選択式の勉強方法】

経験者合格コースの進捗に合わせて、選択式トレ問とサブノートの選択式問題を各2回転させました。

早期から選択式・統計対策に取り組むことができたため、終盤でそれほど慌てないですみました。
あと、昨年9~10月に秒トレを1回転しました。

本格的に選択式を意識したのは6月中旬からで、選択式トレ問の3回転目を始め、経験者合格コースでも選択演習が始まりました。

8月に入ってから秒トレの2回転目を始め、本試験10日前から選択式トレ問をテキスト代わりに読み直しました。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)

経験者合格コースの進行表通りに進めることを一番に考えていました。

「この進行表通り進めれば大丈夫」と考えていたので、他社の教材や市販テキストに手を出すこともなく、気持ち的にも安定したまま学習を進めることができました。

スキマ時間にやっていた「社労士24」「過去問ランド」については、経験者合格コースの科目講義が終わるまでに「社労士24は4回転」「過去問ランドは2回転」を目標に、進捗を管理していました。

・5月~7月(直前期)

経験者合格コースの直前対策をこなすと同時に、トレ問(択一・選択)やテキスト読み、確認テスト、中間テスト、サブノートを解き直しました。

・8月(最直前期)

経験者合格コースが終わったため、社労士24をメイン教材にしました。

択一式トレ問の5回転目(間違えた問題だけ6回転目)→選択式トレ問を読む→確認テスト、中間テスト、サブノート、模試を読むーをこなし、試験前日を迎えました。

試験前日は、膨大にたまった社労士24の語呂合わせのスクショを見ては消す、という作業を繰り返しました。

メッセージ

【受験生の方へのメッセージ】

合格できたのは金沢先生と大原のおかげです。

大原でなければ挫折していたかもしれません。楽しく、落ち着いた気持ちで学習を進めることができます。

受講料以上のものを得ることができたと思っております。

【その他ご感想など】

地方の通信生にとっては、経験者合格コースの教材と一緒に送られてくる進行表にすごく助けられました。

大原のテキストは当初、「冗長でくどい」という印象がありましたが、使ってみると「ページ数が増えても、くどいと思われてもいいから、とにかく分かりやすく丁寧に」というコンセプトが伝わってきて、大好きになりました。

ページ数はありますが、案外早く読むことができます。

社労士24をメイン教材に据えたのは最後の1カ月だけですが、それまでの11カ月間、スキマ時間の寄せ集めだけで4回転できたのは、非常に大きな力となりました。

経験者合格コースと社労士24の組み合わせは最強です。

本試験には、大原で学んだことが多く出てきました。

特に、選択式国年の問題を見て「これ、選択式トレ問で何度もやったやつだ」とうれしくなり、本試験というより「大原の第3回模試」という感覚で、緊張せずに解くことができました。

範囲が膨大かつ無味乾燥な暗記も多い試験ですが、金沢先生の強烈な「エンタメ力」のおかげで、楽しく効率的に学習を進めることができました。

時間の限られた講義の中で、制度の成り立ちや背景、現状についての解説も挟まれていて、これも理解の大きな助けになりました。

経験者合格コースの最初の頃は風邪気味のようでしたが、だんだん治ってきたみたいでホッとしました。

長々と書きました。今後の指導、運営などにお役に立てば幸いです。本当にありがとうございました。

 

その他の合格体験記

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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