みなさん、こんにちは。
金沢博憲(社労士24)です。
今回は、本試験問題を解く順番について、考えてみます。
解く科目の順番を試しておこう!
全国統一公開模擬試験は、本試験のシミュレーションでもあります。
本試験のときに、どういう時間配分、どういう科目の順番で解けばより得点が伸びるかということも、模擬試験で試しておきましょう。
今回は科目の順番についてです。
合格者が挙げた順番(択一式)は次の通りです。
○労基~国年という掲載順で解く。
最も一般的な順番です。
目の前の問題から片付けていく、というもっともシンプルな方法で、マークズレなどの心配がありません。
解答時間やスタミナ配分にあまり心配がない、という場合に、用いることが多いようです。
○得意科目から解く。
得意科目をサクサクこなすことで合格への手応えを感じて、テンションを高める効果があるといわれています。
○苦手科目から解く。
「最低基準点割れだけが心配」という方が用いることがあります。
○健保→厚年→国年ではなく、健保→国年→厚年の順で解く。
比較的多くの人が用いています。普段の勉強順なので、記憶が呼び起こしやすいといわれています。
○労基・安衛を後回しにする。
比較的長文が多い基安の解答に時間を使いすぎて、後半の科目で時間不足に陥ることは回避するためという順番です。
○労一→社一ではなく、社一→労一の順で解く。
難問奇問が多い労一で集中力を浪費することを避け、点の取りやすい社一から着手するという順番です。
○雇用・安衛から解く。
暗記系の科目を、記憶が鮮明なうちに解くという順番です。
◯【番外編】問1から8まで解いて次の科目に進む。
後ろの科目で時間切れ、スタミナ切れにならないように、1回転目は各科目の問9・10を飛ばして解き進めて、2回転目に問9、10を解く方法です。
全科目にバランスよく、時間とスタミナを割り振ることができます。
以上のように、実に様々な順番を挙げています。
なお、2020/5/9時点でTwitterで集計したアンケート結果は次の通りです。
【緊急アンケート】#社労士試験(択一式)を解く科目の順番はどうされる予定ですか?
また、合格者の方は、合格年にどの順番で解きましたか。
理由や効果などを引用リツイート(#解く順番)でコメントもいただければ幸いです。一番近いのを選択してください。
— 時間の達人 社労士試験 (@Sharoushi24) 2020年5月8日
- 29%:基→災→雇→労一/社一→健→厚→国
- 29%:基→災→雇→労一/社一→健→国→厚
- 09%:社一→健→国→厚→基→災→雇→労一
- 33%:国→厚→社一→健→基→災→雇→労一
(747票)
多くのご回答をいただきありがとうございます。
選択肢のほか、様々な順番を挙がっております。
ご自身の持ち味やリズムと合致する、課題の克服につながる順番が一番ということでしょう。
模擬試験を通じて、自分にあった順番を確立し、本番で迷いがない状態にすることが大事です。
順番を工夫する場合に注意しなければならないこと
マークシートの記入についてです。
順番を変えるということは、ある科目を飛ばして解くことになりますからマーク塗りの際に注意が必要です。
このマークシートの記入についても、どのタイミングでするか模擬試験で試しておきましょう。
①1問ごとに解き終わったら塗り
②科目ごとに解き終わったら塗り
③全科目解き終わったら塗り
その他、模擬試験を受ける際のポイントはこちらでまとめています。
皆様、こんにちは。 インプットの時期が終わると、直前対策期に突入します。 受験生の皆様は、これまでの学習の総合成果を測るべく模擬試験に挑戦することになります。 資格の大原 社会保険労務士講座では全国統一公開模試の自宅受験 …
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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