皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
第3号被保険者関係届(正解率50%)
問題
第3号被保険者(国内居住、30歳)が配偶者と離婚し、第1号被保険者となった。
この場合、必要となる届出は「種別変更届」ともう一つは?
A 資格取得届
B 資格喪失届
C 種別変更届
D 被扶養配偶者非該当届
国民年金法の仕上げで、2020の過去問を解いてみよう。
時間がなければ、問題・解答を一緒にみるでもいい。
皆さん、こんにちは。 金沢博憲(社労士24)です。 2020年社会保険労務士試験の解答・解説です。 手早く論点確認をして頂けるように、問題・解答を併記しています。 問題文の「ここをみれば正誤判断ができる」という部分にマー …
解答・解説
「D 被扶養配偶者非該当届」。
被扶養配偶者非該当届は、第3号不整合記録問題(リアルには第1号になっているのに国の記録上は第3号のままになっている)への対応のため、国側でも第3号でなくなったことを確実に把握する目的で、提出する届出。
結果、離婚によって第3号被保険者から第1号被保険者に種別変更があった場合は、以下の2つの届け出が必要となる。
・第1号被保険者への「種別変更届」→14日以内に市町村
・第3号被保険者でなくなったことの「被扶養配偶者非該当届」」→14日以内に(配偶者の勤め先経由で)日本年金機構
すなわちダブルチェック体制。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
「問題文をよく読む」≠「問題文の”読むべきところを”よく読む」。
メリハリなく問題文を読むのは、時間とスタミナのロス。
また、一つの問題文から数多くの情報を読み取っても、結局脳みそで処理できない。
「正誤判断に必要最低限の情報」のみ読み取って、脳内で処理する。
”読みどころ”を知るために過去問はある。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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