皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

調整期間における基準年度以後改定率の改定(正解率50%)

問題

調整期間における基準年度以後改定率の改定については、物価変動率が名目手取り賃金変動率を上回り、かつ、名目手取り賃金変動率が1を下回るとき 【?】を基準とする。

A 1
B 物価変動率
C 名目賃金変動率
D 名目手取り賃金変動率

 

ついでに見たい

・国民年金 ・厚生年金保険
・DB(確定給付企業年金)
・DC(確定拠出年金)

各年金制度の加入年齢と年金の支給開始時期をまとめてみた。

 

 

解答・解説

”正解はここをクリック”

D 名目手取り賃金変動率」。

【調整前の率】
基準年度以後(既裁定/68歳以後)の改定の基準については、
・原則→物価
・物価>賃金→賃金

上記の調整前の率が
・1以上→調整前の率×スライド調整率
・1未満→調整前の率(マクロ経済スライドなし)

結果、物価>賃金→賃金が1未満→「賃金」

 

 

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

成長が早い赤ちゃんだって、「昨日に比べて随分大きくなったな!」と驚くことはない。
1日の変化は分からない。
しかし、6か月前の動画や写真を見れば「随分大きくなったな!」と驚く。

勉強も1日、1日の変化を実感できるはずがない。
しかし、確実に成長している。

 

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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