皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
「Twitterで選択対策」のバックナンバー版「ブログで選択対策」の配信です。
Follow @Sharoushi24
選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
高年齢雇用継続給付の額(正解率61%)
問題
・みなし賃金日額:10,000円
・支給対象月に支払われた賃金:180,000円
※令和7年4月1日以降に60歳に達したものとする。
上記の場合の高年齢雇用継続基本給付金の額はどれ?
A 18,000円
B 27,000円
C 30,000円
D 45,000円
年末年始の過ごし方
みなさん、こんにちは。 金沢博憲です。 年の瀬でご多用の折、ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。 今年もあっという間の1年でしたね。 年を重ねるごとに加速するというのは本当のようです。 本年も、激動の1年でした …
解答・解説
「A 18,000円」。
・支給対象月の賃金がみなし賃金日額×30の64%未満→支給対象月の賃金×10%
↓
・180,000円は10,000円×30(30万円)の64%未満→180,000円×10%=18,000円
なお「みなし賃金日額×30」×10%としないのは、60歳手前だけ賃金をバク上げして、給付額を釣り上げることを防ぐため。
一方、育児休業給付金・介護休業給付金は、休業前賃金×支給率で計算。
休業期間中は、賃金支払がない想定であるため、休業前の賃金をベースにするしかない。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
メールマガジン募集中
メルマガでもお役に立つ「選択式対策」「法改正情報」「統計情報」「学習方法」などのコンテンツを【無料配信】しています。
ぜひご登録ください。メールアドレス以外の個人情報は不要です。
メルマガに登録いただくと、#Twitterで選択対策で出題して選択式問題についても、おおむね2週間後に、同じ問題がメール配信されます。
ちょうど忘れかけのタイミングで届きます(笑)
忘却曲線を意識した反復学習にお役立てください。
⚠返信完了メールが届かない場合、「迷惑メールフォルダ」に振り分けられている可能性があります。
ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
問題を解いているときに 「正解が見つからないな…」 「!?ひょっとしてこれか!ヒュー!恐ろしく細かいひっかけ。俺でなきゃ見逃しちゃうね」 と「こんな細部に反応できるのは自分だけ」感に包まれて、高揚した状態で選ぶ解答は、高確率で間違っているので注意。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
Twitterもやっています。