皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
不正利得の徴収等(正解率50%)
問題
国民健康保険の市町村及び国民健康保険組合は、保険医療機関が偽りその他不正の行為によって療養の給付に関する費用の支払を受けたときは、当該保険医療機関に対し、その支払った額につき返還させるほか、その返還させる額に【?】を乗じて得た額を支払わせることができる。
A 100分の20
B 100分の40
C 100分の125
D 100分の200
ついでに見たい
今から始める選択対策。
その1~目的条文読み~
1日3つ音読で3回転。
ただの目的条文まとめです。 読み上げ動画の案内もあります。 合格者の方は、目的条文をマスターしているので、選択式試験の直前にメンタル面で優位にたてる。 ・マスターしていないときのメンタル「目的条文きたらやだな・・」 ・マ …
解答・解説
「B 100分の40」。
「国保ではテキストに書いていないが、ならば健保と同じだろう」というのが根拠ある推論。多数派が選ぶ解答。
一方、
「健保と同じかな?いや、同じ数字を出すはずない。自分だけは騙されない。他の数字だ!」というのが根拠なきオレ流解答。少数派に入ってしまう。
●給付の不正受給(被保険者等)
・原則→不正分
・失業等給付等&特定入所者介護サービス費→不正分+2倍以下
・不正分+20%
・不正分+40%
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
例年、申込者のうち1万人の方が、何らかのご事情で、受験を断念される。
仕事、家事、育児と勉強を両立することは、それほど大変なことだ。
不安が募る中、今日に向けて進んでくれた昨日の自分に賛辞を贈ろう。
そして、明日の自分にタスキをつなごう。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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