皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
通過払の原則の例外(正解率73%)
問題
賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。ただし、法令若しくは【?】に別段の定めがある場合又は厚生労働省令で定める賃金について確実な支払の方法で厚生労働省令で定めるものによる場合においては、通貨以外のもので支払うことができる。
A 就業規則
B 労使協定
C 労働協約
D 労働契約
ついでに見たい
今からコツコツ始める判例対策。
みなさん、こんにちは。 社労士講師の金沢博憲(社労士24)です。 社労士試験に出そうなただの最高裁判例まとめです。 有名どころから、最新のもの、古いもの、ちょいマイナーなものまで揃えています。 ”毎日判例”にご活用くださ …
解答・解説
「C 労働協約」。
通貨以外=現物払い→労働協約。
賃金が冷蔵庫になるのは殆どの労働者にとってNG。
そこで、対象者を限定するため労働協約による例外としている。
効果は、労働協約の適用を受ける者(主に組合員)のみに及び、他の者には及ばない。
一方、労使協定によると全労働者に及ぶ。
【まとめ】
・個別同意→口座振替
・労使協定(全員)→一部控除
・労働協約(組合員限定)→現物払
なお、労使協定と労働協約の相違点はこちら。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
大切なこと。
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「まずは1問」「まずは1ページ」
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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