皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
労働契約の解除と帰郷旅費(正解率87%)
問題
労働契約の締結時に明示された労働条件が事実と相違していたため、労働者が労働契約を解除した場合において、就業のために住居を変更した労働者が、契約解除の日から【?】に帰郷する場合においては、使用者は、必要な旅費を負担しなければならない。
A 7日以内
B 14日以内
C 30日以内
D 即時に
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解答・解説
「B 14日以内」。
帰郷旅費の規定は2種類。
・明示された労働条件が事実と異なる場合の労働契約解除権の行使に伴うもの
・年少者が解雇された場合に伴うもの
いずれも「14日以内の帰郷」の場合に義務が生じる。
なお、「7日以内」は、退職時の賃金支払の期限。
使用者は、労働者が退職の場合において、請求があった場合においては、7日以内に賃金を支払う義務がある。
期限系を労基内でまとめると、
・原則→14日(以内or前)
・解雇予告、1年変形の第2期以降協定→30日前
・退職時の賃金支払→7日以内
例えば、
・退職時の賃金支払→7日以内
・労働契約解約時の帰郷旅費→14日以内
・寄宿舎の計画 →14日前
・解雇予告→30日前
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
「今日1日、水をあげてもあげなくても、明日、蕾は開きません。 でも、100日あげ続ければ、きっと大きな花が咲くでしょう」
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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