皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

妻が年上の場合の振替加算の加算時期(正解率47%)

問題

妻(昭和30年4月2日生まれ)が65歳に達し老齢基礎年金の受給権を取得した後、夫(昭和31年4月2日生まれ)が65歳に達し老齢厚生年金(第1号厚生年金被保険者期間が300か月)の受給権を取得した。
なお、夫の受給していた特別支給の老齢厚生年金は、報酬比例部分のみの額である。
 
妻の老齢基礎年金に振替加算の額が加算される場合、いつから?

A 令和2年4月
B 令和2年5月
C 令和3年4月
D 令和3年5月

ついでに見たい

マクロ経済スライドは年金の沼ポイントだが、試験の得点にはほぼ繫がらない。
ゆえに、時間をかけずそこそこ分かったら、次に進むのが攻略法。

解答・解説

”正解はここをクリック”

D 令和3年5月」。

妻が夫よりも年上である場合は、夫が65歳に到達した時点で妻が65歳以上のため加給年金は加算されないが、振替加算の基準を満たす場合には、夫の65歳到達時において、妻の老齢基礎年金に振替加算が加算。”いきなり振替加算”。
 
夫65歳到達はR3.4.1→その翌月(R3.5)から改定

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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