皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
療養の給付の範囲(正解率87%)
問題
次のうち、労災保険の療養の給付の範囲には含まれており、健康保険の療養の給付の範囲には含まれていないものは?
A 移送
B 居宅における療養上の管理
C 外科後処置の実施
D 薬剤又は治療材料の支給
択一式30点台からの伸ばし方。
皆さんこんにちは。 金沢博憲(社労士24)です。 2020年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。 引き続き合格体験記の募集をいたしております。 アンケート概要やフォームはこちら。 択一式38点→ひた …
解答・解説
正解は「A 移送」。
押さえ分けの仕方は「負担割合」。
・労災の療養の給付(業務災害)は自己負担なし→診察と移送を分ける必要なし
・健保の療養の給付は原則3割負担(過剰受診抑制のため)。一方で、移送には自己負担がない(突発的がゆえ)→診察と移送で別建ての給付にする必要がある。
なお、外科後処置の実施は、労災の社会復帰促進等事業であり療養の給付の範囲外。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
選択的注目。
勉強していると”否定的注目”をしがち。
「5分しか勉強できなかった‥」
「また間違えた‥」
「全然覚えてない‥」
「社会人は勉強しないのがデフォルト」。
”肯定的注目”に切り替えよう。
「毎日はできている!」
「できている問題もある!」
「こっちは覚えているぞ!」
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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