皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

解く際のポイントテキストが入ります。

①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

厚生年金の被保険者であるが国民年金第2号被保険者ではない者(正解率54%)

問題

厚生年金保険の被保険者であったとしても、国民年金の第2号被保険者とならないものは誰?
A 62歳の障害厚生年金の受給権者
B 67歳の老齢厚生年金の受給権者
C 72歳の高齢任意加入被保険者
D 特別支給の老齢厚生年金の受給権者

 

ついでに見たい

国民年金法の過去問解説。

 

 

解答・解説

”正解はここをクリック”

B 67歳の老齢厚生年金の受給権者 」。

厚生年金の被保険者である者は、ほぼもれなく第2号被保険者。
しかし、”65歳以上×老後の年金の受給権者”であるものに限っては、第2号被保険者とされない。

老齢厚生年金の受給権者(67歳)はこれに該当するため、第2号とされない。

一方、高齢任意加入被保険者は、老後の年金受給権者ではないため、第2号被保険者となる。

A 62歳の障害厚生年金の受給権者→65歳未満のため第2号◯
B 67歳の老齢厚生年金の受給権者→第2号×
C 72歳の高齢任意加入被保険者→老後の年金受給権者ではないため第2号◯
D 特別支給の老齢厚生年金の受給権者→65歳未満のため第2号◯

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

昨日、信号待ちをしていたときに聞こえてきた親子の会話。

「漢字覚えられない~」
「あんた1回書いただけ覚えられるわけないでしょ。そりゃ忘れるって。ドリルで何度も練習して覚えるもんよ」

必要なのは、記憶力ではなく、反復と継続。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

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