【社労士 選択式】正解率30％！ラベル表示【安衛】

皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。

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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。

このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。

それでは、今回のお題はこちらです。

ラベル表示（正解率30％）

問題

労働安全衛生法第57条に基づき、表示対象物質を容器に入れ、又は包装して、譲渡し、又は提供する者は、その容器又は包装に一定の事項を表示しなければならない。

上記の「一定の事項」に含まれないものはどれ？

A 人体に及ぼす作用
B 注意喚起語
C 成分及びその含有量
D 標章

ついでに見たい

「安衛法は暗記するしかない」と思われていませんか？

解答・解説

●表示対象物質（ラベル表示）の記載事項
・名称
・人体に及ぼす作用
・貯蔵又は取扱い上の注意
・表示をする者の氏名（法人にあっては、その名称）、住所及び電話番号
・注意喚起語
・安定性及び反応性
・労働者に注意を喚起するための標章（絵表示）

「成分及びその含有量」は、通知対象物の記載事項（SDS（安全データシート））に含まれるが、表示対象物質の記載事項に含まれていない。
かつては、「成分」もラベル表示事項に含まれていたが、容器を扱う労働者に伝達したい情報のうち、ラベルという限られたスペースに掲載する優先順位を考慮し、表示義務事項から外れた。

化学物質のラベル表示、SDSによる情報伝達、リスクアセスメントについては、こちらの漫画でイメージを掴みましょう。

ラベルでアクション（厚労省）

以上、今回の問題でした。

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー

過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51％～75％、76％～100％の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。

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【今日の一言】

社労士試験は完璧を求める試験ではなく、また、「完璧に仕上がりました！」といって受験される方は、いない。 少しの不安を抱えながらも「基本を固めて」試験に臨み、７割ちょいの得点をとって、合格されていく。 「完璧」を求めずに「基本を固める」という感覚で、仕上げを進めるのが吉。

執筆／資格の大原 社会保険労務士講座