皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。
2022年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。
合格体験記は11月30日までに募集中です。→こちら
今回は”ra様”から頂いた体験記です。
誠にありがとうございます。
プロフィール
40代半ば、男性
IT系中小企業にて総務・人事(元はシステムエンジニア)
【得点状況】
R2 選択式:21 択一式:26(ほぼノー勉強の記念受験)
R3 コロナ感染拡大で受験自粛・・・
R4 選択式:31 択一式:46
【利用のコンテンツ】
社労士24+直前対策
択一トレ問アプリ
時間の達人(Twitter、メルマガ)
YouTube配信視聴
R3まで使用した通信教材(大原以外)
秒トレ、過去問ランドも学習の補完として利用しました。
勉強方法
【学習計画の立て方】
11月からR4試験勉強スタート、まず大雑把なスケジュールを立てました。
①11~1月、2~4月、5~8月 の3期に分ける
②期ごとにやることを大まかに設定(テキスト3回転、トレ問3回転、模試2回、直前対策、など・・・)
③1ヶ月ごとに完了目標を設定(テキスト○回転目完了、トレ問○回転目完了、など・・・)
次に細かなスケジュールを立てました。
④一週間ごとに具体的な学習内容を設定(1週目は労基・安衛、2週目は労災、など・・・)
計画に沿って実行、進捗はStudyplusアプリで管理、都度見直して調整しました。
⑤一週間単位で進捗を確認、④③②の優先順位で計画を見直し
直前期は別途予定表を作りました。
⑥5~8月は日単位のスケジュール表で進捗管理
⑦本試験2週間前からは時間単位のスケジュール表で生活ごと管理
計画を立てたり記録を残していくのが好きというか、逆に計画を立てて見通しをイメージしないと不安になる性格なので、計画が命でした。
【勉強時間の作り方】
趣味の時間、お酒を飲む時間、だらける時間など、自分の時間を削る
5月からは家族サービスや家事の時間も削る(家族の協力に感謝しています!)
通勤時(片道20分程)に講義動画を「聴く」
スキマ時間は択一トレ問を10問解く
月に2回は有給休暇を無理やり取得
【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】
平日2~3時間
休日5~8時間
トータル800時間
(上記に加えて前年R3年試験の際に750時間勉強しています)
【回転数】
社労士24&テキスト 7回転(精読×2含む、通勤時の視聴は除く)
白書統計テキスト 4回転
模試 大原模試2回
択一トレ問 5~6回転(正答率が悪いものは10回転以上)
選択トレ問 1回転弱
目的条文YouTube視聴 36回
【一番苦労したことと解決した方法】
前年R3試験の勉強を振り返ると、インプット学習が多くを占めていました。
問題を解くことに苦手意識があり、アウトプット学習を避けていた自覚があります。
模試の結果も勉強時間の割には非常に悪いものでした。
R4試験に挑むにあたり、問題から逃げないことを第一目標にしました(特に択一式、一問一答)。
とにかく毎日何らかの問題を解き、問題を解くことを当たりまえ状態とし、脳が苦手うんぬんを気にしなくなるように仕向けました。
何度も解いているうちに、少しずつ問題への抵抗感は減ってきました。
6月辺りには正答率も上がってきて、初見問題にも焦らなくなってきました。
ラスボスのR4本試験、択一式は正直辛かったですね。でもなんとか滑り込みました。
【選択式の勉強方法】
6月まで無策でした。
大原模試を7月に受けて、2回とも選択式で1点割れしてしまい、そこではじめて選択式の恐怖におそわれました。
対策はテキストの精読です。7月~8月で2回転しました。
直前期に時間がかかる精読をするのは不安でした。
前述の通り択一式に苦手意識があったので、択一トレ問を優先すべきか?と悩みました。
でも、模試では択一式は合格圏に達していたので、その結果を信じて精読を優先。
インプット学習は嫌いではないので精読は楽しかったです。
【勉強内容】
・5月まで(直前期の前)
細部や記憶定着にこだわらず、全体像の把握を目的にグルグル回しました。
社労士24と択一トレ問は3回転しました。
・5月~7月(直前期)
一問一答を毎日最低100問解くことを日課としました。
そこまで多い量ではないと思うのですが、元々アウトプット学習が苦手だったことや、正答でもテキストに戻って確認していたので、時間もかかり結構きつかったです。
社労士24は2倍速で3回転しました(うち2回は精読付き)。
1科目終わるごとにトレ問や直前対策の演習をやって定着確認、テキストに立ち戻って論点を書き込み、テキストを育てていきました。
5月から目的条文YouTubeを4日に一回のペースで見始めました。
6月から白書統計を開始、ここが思うように進まず勉強ペースが乱れました・・・
7月から弱点部分を付箋に書き出し、弱点付箋ノートの作成を開始しました。
大原模試を7月に2回受けましたが、1回目は近場の大原の教室で受けました。
いつも自宅で一人で勉強していたので、受験仲間が大勢いることが新鮮でした。
模試は完全に本番想定で、起床時間や持ち物、食事なども全て本試験と同じとし、
時間配分や体力の減り具合、トイレに行くタイミングをチェックしました。
択一式で「社保⇒労働」の解答順を試しました。本試験もその順で解きました。
(頭に疲労が溜まっていない時間帯に年金を解きたかったので)
・8月(最直前期)
1日の勉強で、教科や学習教材が1つに集中しないように意識的に分散しました。
教科も労働と社保で分けて、1日に複数教科に触れるようにしました。
(例:社労士24の労基を視聴、トレ問で健保、白書の選択対策、直前演習で年金・・・各30分など)
最後の一週間は、社労士24全教科、白書統計テキスト、弱点付箋ノートを一気見。
目的条文YouTubeは毎日視聴。
本試験前日は、全教科×30分でテキストをざっと見。
弱点付箋ノートも全教科一気見。
本試験当日に全教科の記憶がまんべんなく新鮮になるよう努めました。
メッセージ
【受験生の方へのメッセージ】
本試験の手応えも散々で、ギリギリ合格でしたので
あまり偉そうなことは言えないのですが・・・
体感的には、社労士24+直前対策は、質と量のバランスが良かったです。
私が何より苦労したのは生活全体の保持でした。
勉強、仕事、私生活、メンタル、フィジカル・・・
不安や焦りと戦いながら健康に長期間過ごし、ピークを本試験に持っていく、アスリートみたいなことをやってるなあ・・・と何度も思いました。
勉強も生活もひっくるめて、本試験その日まで進むことが絶対条件ですから最初から飛ばし過ぎず徐々に勉強量を上げていくことや、適度な息抜きは重要だと思います。
【その他ご感想など】
金沢先生の深刻にならない少しゆるめなスタンスが心地よく、受験生に寄り添ってくれる優しさ、安心感がありました。
ありがとうございました。
語呂合わせも面白く、小5の娘がなぜか私よりも先に覚えてしまって「ゴム肉って何?」と家族で大変盛り上がりました。
個人的に気に入ってる語呂合わせは、「いいさ、ヤニ」です。
語呂合わせに入る前の説明文「タバコを一服キメた」という表現がツボでした。
私はタバコは吸わないんですが・・・
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