皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。
2023年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。
合格体験記は11月30日までに募集中です。応募フォームは→こちら
今回は”筋トレ人事あっきー”様からお寄せ頂いた体験記です。
誠にありがとうございます。
プロフィール
京都の企業で労務担当をしている男です。
Xでは「筋トレ人事2023社労士合格」というなんとも呼びにくいニックネームで笑 つぶやいております。
【得点状況】
選択35点 択一50点
3回目の試験で合格しました。過去2回は合格まであと3点でした
【利用のコンテンツ】
【大原】
社労士24、必勝リスタート+経験者合格コース、通信で受講
択一トレ問
【大原以外】
Anki(暗記を効率化するアプリ)
StudyPlus(勉強時間を管理するアプリ)
学習方法
【学習計画の立て方】
通信コースでしたが、大原のパンフレットに載っていた通学コースのスケジュールにのっとって学習しました。
3年目でしたので早め早めに進めても良かったのですが、あえて基本に立ち返って各単元をしっかりと学習するためです。
【勉強時間の作り方】
週の学習時間の目標を毎週立て、それを1日単位に落とし込みました。
平日は早朝、往復の通勤時間、昼休憩のうち20分は必ず勉強時間に充てると決め、実行しました。
【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】
平日は2~3時間、休日は6~8時間。
3年間のトータルでおよそ3000時間となりました。
【回転数】
3年目はある程度理解も進んでいたので、講義は1~2回の視聴で、苦手単元のみ複数回視聴し、問題集は全科目では3周ほどかと思いますが、間違った問題は5,6回以上は解いたと思います
【一番苦労したことと解決した方法】
講義内容は理解しているし、過去問も何度も解いている。
にもかかわらず、択一の得点が伸び悩んで合格基準に達せず、焦りからメンタルも不安定になり、長時間の試験に耐え抜く体力にも自信がありませんでした。
3年目の勉強を始めるとき、大原の先生に個別相談をした際、「テキストの目次だけ見てその単元の重要語句とか論点とか説明できる?」と問われ、まったくできないことに気づきました。
テキストを読んだ「つもり」、問題を解いた「つもり」になっていただけで、基礎が全然固まっていないと。
なので初心に帰って、テキストを読んだら今度は何も見ずにその内容を頭の中でどれだけ言えるか試したり、問題を解いたら単に正誤判断だけでなく判断の過程が間違っていなかったかを丁寧に確認しました。
また、何度やっても間違う箇所は、大原とは関係ありませんが「Ankiアプリ」を使用しました。
Ankiアプリは、要はエビングハウスの忘却曲線の考え方に従って効果的な復習のタイミングを自動で管理してくれる単語帳アプリで、勉強の効率化と知識の定着に大いに役立ちました。
メンタル面と体力面については、ジムに通って筋トレとランニングを行いました。
直前期になってどれだけ時間が惜しくても、ジムに行く時間だけは絶対に確保するようにしました。
運動するとすっきりして気持ちも晴れやかになり、ぐっすりと寝れるので疲労回復にも効果的でした。
【選択式の勉強方法】
学習初期から、択一と並行してトレ問を解いていました。どうしても択一で点が取れるようになるまでは択一優先になりがちですが、択一が選択に通じるように、その逆もまたしかりで、選択をしっかりやることで択一を解くのにとても寄与したように思います。
要は両者を別々にとらえるのではなく、相互に関係しているものと捉え、相乗効果を意識しました。
また、問題集に出てこない部分でもテキストで太字になっている個所は、Ankiアプリを使って穴埋め問題を作成し、練習しました
【勉強内容】
・5月まで(直前期の前)
別の資格取得をめざす友人と2人で、毎朝5時~6時半まで「Zoomで自習会」を実施しました。
ただZoomでつないで、お互いに自分の勉強を黙々と進めるだけの会ですが、友人ががんばる姿は自分にとって刺激になり、自習会あるから朝起きないと!という気持ちになるので、二度寝して時間を無駄にすることもありませんでした。
勉強の習慣づけ、勉強時間の確保に大いに役立ちました。
内容的にはテキストを中心とした全科目の基礎固めを意識し、後回しにしがちな判例、労一、社一、白書統計についても毎日10分でも触れるようにしました。
白書統計は読んでいるだけだとどうしても頭に入ってこないので、上述のAnkiアプリを活用しました。
・5月~7月(直前期)
Zoomで自習会は継続し、GWは友人と勉強合宿をしたりしました。
友人宅へ出向いて1日中勉強しましたが、昼食をちょっと豪華にしたり、夜はBBQ、気分転換の散歩など、メリハリを意識した勉強をしました。
合宿のおかげでエンジンがかかり、それまで週15~20時間ほどだった勉強時間は合宿後に25~30時間に増え、そのままの勢いで直前期に突入、本番を迎えることができました。
内容的にはアウトプットを重視し、模試を受験して本番形式に慣れたり、時間配分や解く順番はどうすればよいか、戦略をたてました。
・8月(最直前期)
新しいことを学習するのはやめ、これまでの学習の中での苦手をつぶしたり、法改正事項の理解に努めました。
とにかく全科目まんべんなくを意識し、時間の許す限りあえて得意な問題にも取り組み、忘却していないかを確認しました。
メッセージ
【受験生の方へのメッセージ】
年1回しかない試験、膨大な試験範囲、長い試験時間、残酷にも思える科目別基準点。合格は運なのではないかと思いたくなるような、そんな試験ではないかと思います。
私にとって合格までの3年間は、決して楽しかったとは言えないし、霧の中を手探りで進むような、辛く、長く、大変なものであったというのが、正直な気持ちです。
社労士の勉強のために犠牲にしたものはあまりに多く、また落ちたらどうしようという不安にさいなまれることもしばしばありました。
そんなとき、支えになったのは、友人の存在であり、応援してくれる職場の同僚の存在であり、資格の大原、そして金沢先生の存在でした。
自分一人では、ここまでこれませんでした。
試験勉強は孤独です。
ですが、ともに頑張る仲間がいる。
応援してくれる人がいる(周りにそういう人が見つからない場合は、Xのpostをみてください。合格を夢見る人であふれています)。それらを力に変えて、最後まで走りぬいてください。
やりぬいてください。その先にはきっと、最高の景色が待っています。
【その他ご感想など】
社労士試験をめざすにあたり、1年目は他社、2年目は社労士24+直対、3年目は必勝リスタート・経験者合格コース+社労士24を利用しました。金沢先生の講義は、1年目からYoutubeで視聴させていただいており、ポイントを押さえた洗練された講義、丁寧でわかりやすく、終始安定したトーンのおかげで、難しい単元も理解しやすい内容でした。
社労士24は通勤時間などスキマ時間の活用に大いに役立ちました。
資格の大原を選んで本当に良かったです。
その他の合格体験記
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合格者の数だけ勉強方法があります。 勉強方法に”絶対”はありません。しかし、多くの勉強方法の中には、共通する部分もあります。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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