皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
作業環境測定(正解率56%)
問題
事業者は、【?】屋内作業場その他の作業場で、政令で定めるものについて、厚生労働省令で定めるところにより、必要な作業環境測定を行い、及びその結果を記録しておかなければならない。
A 化学物質を取り扱う
B 危険な業務を行う
C 危険又は有害な業務を行う
D 有害な業務を行う
「安衛法は暗記するしかない」と思われていませんか?
解答・解説
「D 有害な業務を行う」。
・危険→身体的ダメージを受ける恐れのあるもの
・有害→健康を害する恐れのあるもの
作業環境測定は、労働者の健康障害を防止するため、職場の有害因子の存在状態を科学的に評価するために実施するもの。
例)放射線業務を行う作業場→空気中の放射性物質の濃度を調べる。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
社労士試験は完璧を求める試験ではなく、また、「完璧に仕上がりました!」といって受験される方は、いない。 少しの不安を抱えながらも「基本を固めて」試験に臨み、7割ちょいの得点をとって、合格されていく。 「完璧」を求めずに「基本を固める」という感覚で、仕上げを進めるのが吉。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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