皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
賃金デジタル払いに係る指定要件(正解率84%)
問題
使用者は、労働者の同意を得た場合には、厚生労働大臣が指定する資金移動業者の口座への資金移動による賃金支払が認められている。この指定を受けるためには、口座残高上限額を【?】以下に設定するなどの措置を講じる必要がある。
A 10万円
B 100万円
C 300万円
D 500万円
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解答・解説
「B 100万円」。
給与のデジタル払い口座は、預金・貯金とは異なり短期間で資金移動される利用が前提であり、口座残高は100万円以下(第二種資金移動業の送金上限額に相当)と制限されている。
賃金デジタル払いについては、労働者の保護ため、指定要件が 8 つ定められている。
- 口座残高を100万円以下にするための措置
- 破綻時などの資金保全の仕組み
- 不正取引時の補償
- 口座残高を10年間利用しない場合の債務
- 1 円単位での口座への資金移動
- 1 円単位での月一回手数料なしの口座からの資金移動,
- 厚生労働省への報告体制
- 技術的能力・社会的信用
以上、今回の問題でした。
毎日判例
フジ興産事件(平成15年10月10日)
使用者が労働者を懲戒するには,あらかじめ就業規則において懲戒の種別及び事由を定めておくことを要し、就業規則が法的規範として拘束力を生ずるためには,その内容を適用を受ける事業場の労働者に周知させる手続が採られていることを要する。
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忘却曲線を意識した反復学習にお役立てください。
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ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
寝落ち… やり残し… 忘却… 二度寝…
「戦略的」とつけると前向きになれる。
戦略的寝落ち→睡眠時間を十分確保し、翌日の効率を高める
戦略的やり残し→次にやることが明確になり、スタートダッシュが可能
戦略的忘却→再記憶することで定着力強化
戦略的二度寝→倦怠感を払拭し集中力を回復
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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