2026年社労士試験合格体験記(16)「基本を徹底する」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2026年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

今回はとことこ様からお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

#社労士24 #経験者合格コース #社労士合格体験記 #金沢クラス

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プロフィール

50代前半、男性 フリー独立系FP(前職は損保会社)

FPとして活動する中、また前職の保険会社での業務を通じて、社会保険が私たちの暮らしを支えるとても重要な制度であることを強く認識してきました。
しかし、社会保険は身近な制度でありながらもその仕組みや給付については、まだ十分に知られていないと痛感してきました。

そこで、社会保険の専門家である社労士として、より多くの方に社会保険の重要性や正しい知識を伝えるとともに、自分自身の活躍の場も広げていきたいと思い、社労士を目指しました。

【得点状況】

R6 選択式:29点(基準点割れ科目なし)、択一式:36点(基準点割れ科目なし)
R7 選択式:28点(労災2点(救済)、労一2点(救済))択一式:40点(基準点割れ科目なし)
R8 選択式:36点(基準点割れ科目なし)5/5/5/4/3/4/5/5
択一式:48点(基準点割れ科目なし)7/5/5/8/8/8/7

【利用のコンテンツ】

R6・R7:他スクールの通信(問題集、テキスト)、秒トレ
R8:必勝リスタート+社労士経験者合格コース(web)、秒トレ、「みんなが欲しかった!社労士の問題集」

【学習計画の立て方】

まず1年間の学習スケジュールを策定。
そして、1日2-3時間、1週20-30時間、ひと月80~100時間を勉強時間とする計画。

【勉強時間の作り方】

・起床後1時間(6:00~7:00)
・昼食時(後)30分
・夜2時間(遅くても23時まで)

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

1日平均:3時間
トータル約1000時間

【回転数】

・講義:web講義1回転(ここはもう一度という講義は2-3回転視聴)
・問題集:大原のトレ問3回転(苦手の雇用は6回転。健保、厚年、国年は何回転したかわからないほど何度も高速回転)

【一番苦労したことと解決した方法】

初年度学習時は、目的条文がなかなか覚えられずにいたが、2年目、3年目は毎起床後に目的条文5つの黙読を繰り返して克服。

また、特に雇用「給付体系」がなかなか覚えられず、勉強机の前とトイレの壁に体系図を貼って、毎日「眺めて想起する」を繰り返した。
併せて、時々、体系図の紙パスルを並べて給付概要が言えるようにした。

【選択式の勉強方法】

・目的条文対策として、毎朝起床後に条文5つ黙読。
・大原のトレ問(選択式)特に、「労一」「社一」「安衛」を中心に。
・統計白書対策として、大原の「労働経済・白書まとめテキスト」を5月以降から試験前日まで毎日2-5ページを読む。
・判例対策として、大原の「演習サブノート」の判例を1月以降から試験前日まで毎日2-5つ読む。

【不合格だった年の原因と今回変えたこと】

令和6年度試験で不合格となったときは、自分自身の試験結果について、十分な「総括」を行っていませんでした。

そこで令和7年度試験後にはじめて「きちんと」試験総括を行いました。
単に「どの科目が苦手だったのか」「どの分野の正答率が低かったのか」を確認するだけではなく、「なぜ、その問題を間違えたのか」まで深掘りしたことが、大きな変化です。

具体的には、
• 「どのような問われ方」をすると間違えるのか
• 知識不足で間違えたのか、それとも思い込みや勘違いだったのか
• どのような状態のとき(時間に追われているのか、焦っているのかなど)に間違えるのか
など、自分が間違える傾向を振り返り、手書きに記しました。

そして、その自分自身の傾向(弱点)を知り、演習問題時などはそれを意識して解くことにしました。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)
「1日の流れ」
●起床後:目的条文5つエア音読、トレ問(択一式)20問
●昼食後:秒トレ、トレ問(択一式5-10問)、必勝リスタートテキスト(年金)
●夜:メイン科目のweb講義視聴、トレ問(択一式)

「年間の流れ」(10月~4月末)
●10~11月中旬:「必勝リスタート」年金科目、労基、安衛(安衛は軽く流すくらい)
●11月中旬~12月下旬:労災、雇用
●12月下旬~1月下旬:徴収、労災、雇用
●1月下旬~2月下旬:徴収、労一、健保
●2月下旬~3月下旬:健保、国年
●3月下旬~4月末:国年、厚年、健保

・5月~7月(直前期)
「1日の流れ」
●起床後:目的条文5つエア音読5つ、トレ問(択一式)5-10問、判例2-5つエア音読
●昼:秒トレ、トレ問(択一式5-10問)、必勝リスタートテキスト(年金)
●夜:メイン科目のweb講義視聴、トレ問(択一式)、5肢択一演習

「年間の流れ」(5月~7月末)
●5月:社一、厚年
●6~7月末:全科目(トレ問の苦手問題を集中回転、苦手箇所をweb講義視聴)を2回転。 
・模擬試験:6月中旬、会場にて受験。7月上旬、大原模試Ⅰ。7月下旬、大原模試Ⅱ。

・8月(最直前期)
「1日の流れ」
●起床後:目的条文5つエア音読5つ、トレ問(択一式)5-10問、判例2-5つエア音読
●昼:秒トレ、トレ問(選択式:労一、社一)
●夜:トレ問(メイン:択一式、サブ:選択式)
 
 全科目を2回転(高速回転)。テキスト読み集中。

【本試験中に気をつけたこと・感じたこと】

本試験では、「いかに平常心を保ち、限られた時間の中で得点するか」を意識しました。

• 試験開始前に3分間の瞑想を行った。

• 昼休みには、午前中の選択式の答え合わせを絶対にしない。
過去の本試験では、答え合わせをおこない、動揺したため良くないと思った。

• 択一式は、社会保険科目の「健保」から解き始めた。
その後、労働科目の「労基」へ進む順番にしました。自分にとっては、まだ頭が疲れていないうちに、得点源の社会保険科目から取り組むほうが集中しやすいと感じた。

• 社会保険科目を終えたところで、トイレ休憩を入れた。
長時間の試験なので、いったん席を離れて深呼吸し、頭をリセットする時間をつくりました。

• 「1科目25分以内」を意識、時間を守った。

• 個数問題・事例問題は、いったん思い切って飛ばした。
時間がかかりそうな問題には、解答用紙の余白に「コ」(個数問題)、「ジ」(事例問題)と自分で目印をつけ、いったん先に進みました。そして、最後に残った時間で戻って解くようにしました。

【受験生の方へのメッセージ】

社労士試験は、科目ごとの基準点割れによって「あと1点」に泣くこともある、とても厳しい試験だと思います。
だからこそ、金沢先生が何度もおっしゃっていた「基本が大事」という言葉に尽きると思います。

私自身、過去2回の本試験では、「基本中の基本」といえる問題をいくつか落としてしまいました。
試験後に見直すと、「なぜ、こんな問題を間違えたのだろう?」と自分でも不思議に思うほどでした。

今振り返ると、知識が足りなかったというよりも、基本事項の理解定着が十分ではなく、本番で確実に得点する力が不足していたのだと思います。

また、3回目の本試験(今回の模試から試してみた)では、解く順番も工夫しました。
私は社会保険科目から解くようにしたのですが、これが自分には合っていました。得点源が大きい社会保険科目を、まだ脳が疲れていない状態で解くことで、落ち着いて問題に向き合うことができました。

「基本を徹底繰り返し、確実に得点できる力をつけること」。
そして、「本番で自分の力を発揮できる科目から順に解くこと」。

この2つが、私にとって合格につながった大きなポイントだったと思います。

【その他ご感想など】

金沢先生のユーモアあふれる講義は飽きがなく、とてもわかりやすかったです。

国民年金基金の掛金の上限特例についての語呂合わせで、ルパン三世の
「ルパン(68,000円)」「とっつぁーん(10万2千円)」は、モノマネつきで最高におもしろく、傑作です。
頭から離れません。

金沢先生をはじめ、資格の大原のスタッフのみなさん、本当に本当にありがとうございました。

 

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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