皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
介護保険の目的条文(正解率39%)
問題
「介護保険法は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の【?】を要する者等について、これらの者が尊厳を保持し…」
A 医療
B 介護
C 支援
D 福祉
法律が制定された年を、「古い」→「新しい」順に並べると?
①健康保険法
②労働者年金保険法(後の厚生年金保険法)
③国民健康保険法
④国民年金法
解答はこちらの動画。
解答・解説
「A 医療」。
要介護者は何らかの疾病に罹っているのが一般的であるため、介護保険には”訪問看護”など医療サービスが含まれており、目的規定でも明確にしている。
そして条文が、”Aその他のB(包括的例示)”であるため、A(看護、療養)を含むB(医療)。 ”支援”は、看護・療養に対して意味が広すぎる。
選択式でも出題実績(機能訓練/国民の共同連帯の理念)のある介護保険法の「目的条文」を読み解きます。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
通常の科目は、主:択一、従:選択。択一中心の勉強で、その隙間を選択で埋める。
一方、常識・安衛は、主:選択、従:択一。
択一での高得点が狙えないため、細部をやるのは非効率。
しかし選択の1点には重みがある。
選択対策の勉強は、常識・安衛を優先。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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