2025年社労士試験合格体験記(53)「合格基準点に近づいてからの勉強」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2025年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

今回はみーにゃん様からお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

#社労士24 #経験者合格コース #社労士合格体験記

合格体験記募集中

合格体験記は11月30日までに募集中です。応募フォームは→こちら

 

【プロフィール】

40代女性 社労士法人にパート勤務(36協定、事務組合、労災申請等を担当)

【社労士を目指したきっかけ】

経営資源である「人」に関する専門知識を得て、働きやすい環境整備を仕事にしたいと考えたためです。

また、前職で経理等、数字を扱う仕事は経験してきましたが、社労士で扱う範囲は生きている「人」に関する事柄なので、身近であり面白いと感じました。

【得点状況】

R4 選22 択35 他社通信教育 (選・択ともに割れまくり)
R5 選31 択43 大原 社労士24(選 国年・択 労災割れ、択 総得点2点不足)
R6 選33 択43 大原 通信の社労士合格コース(択 健保割れ、択 総得点1点不足)
R7 選32 択43 大原 通信の必勝リスタート&経験者合格コース(選 労一割れ→救済)
※4年がかりで、少しずつ合格基準点に近づきました

【利用のコンテンツ】

必勝リスタート&経験者合格コース(通信)、秒トレ

【学習計画の立て方】

講義配信スケジュールに遅れないように、講義視聴、トレ問を解いていました。
通信の経験者合格コースは、学習項目ごとにチャプターが細かく分かれていて、あと1つ視聴してから家事をしよう等、区切りやすかったです。

【勉強時間の作り方】

家事育児、遊びに出かける以外の時間は勉強していました。もともと読書が好きなので、小説のかわりにテキストを読むことにしていました。
子ども3人は小4以上のため、手はかかりませんでした。夫も協力的で、土日の料理を引き受けてくれる等、助かりました。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

平日2~3時間、土日6~8時間 

【回転数】

テキスト読み 7~9回(各科目の講義視聴中に読んだ回数は含まず)
選トレ問 1~2回、択トレ問 4~5回

【一番苦労したことと解決した方法】

2年目から選択、択一ともに合格基準点に近い点数が取れるようになりましたが、そこから合格基準点を超えるまでが苦しかったです。

解決策① テキスト記載事項の補足事項以外を徹底的に覚える
曖昧な知識では選択肢が絞り込めないことを過去の本試験から経験していたからです。
最終的に、テキストに記載がない選択肢は、判断できるようになりました。

解決策② テキスト読みのモチベーション維持方法
テキスト読みを1回転したら、回数管理とモチベーション維持のため、表紙にシールを貼り、読み終えた日を油性ペンで記入していました。

解決策③ 自作のまとめノート作成
7月の模試で間違えた基本的な問題、トレ問でよく間違える問題をピックアップして作りました。(模試は、問題用紙を切り貼りしました)

解決策④ 択一トレ問の回転
社保科目は380問ほどあります。
回転させる際は、まんべんなく触れるため、奇数番号と偶数番号で分けて半分ずつに区切って回転させました。

【選択式の勉強方法】

選択トレ問を1回目解いたら、解答の語句の条文がテキストの何ページに記載があるか、テキストに戻り調べて書き込みました。
目的条文は、秒トレの穴埋めセレクションを音読しながら毎日やりました。(8月頃)

【不合格だった年の原因と今回変えたこと】

上記の解決策①、③、④が今年変えたことです。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前) 
受講スケジュールに遅れないように視聴し、労基のテキスト後ろに記載のある復習方法を守っていました。

・5月~7月(直前期)
テキスト読みとトレ問を並行してやりました。トレ問は、3日で全科目に触れるように分けて回していました。毎日ドライヤーで髪を乾かす時間に、白書・統計の冊子を読みました。

・8月(最直前期)
確認テスト、中間テストを再度解いて、自作まとめノートも毎日見ました。最後の1週間で全科目のテキスト読み1回転しました。

【本試験中に気をつけたこと・感じたこと】

25分で1科目進むよう、各科目の上部に取り掛かる時間を記入していました。
健保から解いていました。
試験問題が難しく、試験時間中に何度も挫けそうになりましたが、とにかく25分で1科目進め、確実に正解できる問題と、時間を掛けてもわからないであろう問題の取捨選択を思い切ってしました。その取捨選択には、テキスト読みが役立ったと思います。

【受験生の方へのメッセージ】

3回の不合格を経て、大人が勉強する姿を子どもに見せることができた4年間でした。
講義を音声出しして聞いていたので、小4の末っ子が「労働基準法、労働者、使用者、社会保険」等の言葉を覚えていました(笑)。
勉強中はつらいですが、受験を続けていれば、自分の合格の番が回ってきます。

【その他ご感想など】

私が勤務する社労士法人の代表がいつも言っているのが、「AIが進んでも社労士の仕事はなくならない。顧問先に感謝される仕事だから誇りをもっている」。

私は今の仕事についてもうすぐ2年になりますが、働き方が多様化している時代ですので、社労士は人が人を助けることができる仕事だと感じています。

今後、この知識を活かして仕事に邁進していきます。

 

その他の合格体験記

その他の合格体験記は下記のリンク先でご覧いただけます。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
是非Twitterのフォローお願いいたします!

↓ランキングに参加しています。↓

にほんブログ村 資格ブログ 社労士試験へ