2025年社労士試験合格体験記(54)「付箋を寄せ集めた弱点ノートで苦手克服」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2025年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

今回はにゃ様からお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

#社労士24 #経験者合格コース #社労士合格体験記

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プロフィール

会社員(月〜金フル勤務)
女、30代
就学前の幼児を育児中

【社労士を目指したきっかけ】

会社の経理や総務を行う部署で働いており、色々な方の人生の転機に立ち合い、その際、相談を受け、様々な手続きをしてきました。(傷病手当金申請や妊娠出産関連の申請、通勤中の転倒骨折で労災申請など)

高齢の方だと、健康保険の事や厚生年金の事について聞かれることもあって(いつまで天引きされるのか?など)それならば、徹底的に知識を磨き【社労士】になろう!プロになりたい!と思い、目指しました。

【得点状況】

2025年
選択 32点
択一 45点

2023年に初受験(選択ok、択一2点不足で不合格)

2024年、子どもから風邪がうつり、試験当日に発熱ダウン
本当に悔し過ぎました!不戦敗。試験が受けられる事は当たり前じゃない。健康、家族の協力&勉強できる環境、全てが揃わないと受験自体できない。無事に試験会場へ行ける事自体、奇跡の積み重ねであり、ありがたい事なのだと思い知りました。

2025年、いざリベンジ!でした。

【利用のコンテンツ】

初学から大原一筋!

初年度は社労士合格コースinアドバンス9
初年度以降は経験者合格コース
全て社労士24装備の通信でした。

大原以外の教材は一切使用していません。
金沢先生のXは毎日チェック!
(今もです!)

【学習計画の立て方】

私はアナログ派で、スケジュール帳に手で記入していました。
9月もしくは10月スタートのスケジュール帳を購入し、試験日(ゴール)までの年間スケジュールを立てます。

講義の配信スケジュールとにらめっこして、毎週、毎月のノルマを決めます。(例えば、今月は労基の講義を全て終わらせ、労基の問題集を必ず1回は全て解き、再度確認用の苦手な問題を浮立たせる。もう解かなくて良い問題を選別する、など)
もちろん、子どもの体調や自分の仕事との兼ね合いで、ノルマをこなせない時もあります!むしろ、順調な事の方が少ないです。

でも慌てず、いつ頃までに遅れを取り戻すのか、具体的に決めて、必要ならスケジュール帳も買い替えて気持ちを新たに、何度もリスケしながら、受かるためには今どうしたらいいか、常に考えていました。

【勉強時間の作り方】

朝型です。

夜は子どもと一緒に早々と寝ます。
その代わりに、4時には起きて、出勤前や通勤時に勉強していました。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

机に向かい勉強できるような、まとまった時間はあまり取れませんので、常に「ながら勉強」です。

通勤に片道1時間かかります。
平日は毎日往復2時間、通勤しながら勉強ができます。
お昼休みも昼食を食べながら耳勉、そして帰って家事をしながら耳勉、ありとあらゆる時間、常に社労士試験の事を考えていました。

息抜きが欲しい時は我慢せず、思い切り子どもと遊んだり、好きな漫画の新刊を読んだり、美味しいものを食べたりして気分を上げ、また隙間時間は勉強に戻る、その繰り返しでした。

トータルは時間を測ってないので、わかりません。

【回転数】

問題集は1年で各科目4〜5回転くらい?
科目によりけり、それ以下の科目もあります。

絶対に忘れない項目も出てくるので、解かなくていい問題をピックアップし、そこはガツンと飛ばして、限られた時間の中、できるだけ濃密に、いかに点を取りに行くかを考え、回転数を上げました。

【一番苦労したことと解決した方法】

何度やっても覚えづらい箇所があり、金沢先生の教え通り(参考ポスト)、弱点付箋(ミニまとめ)を作成し、直前期に、その付箋を寄せ集めて弱点ノートを完成させます。

あとは、覚えるまで、そのノートを回しました。(最直前期、苦手箇所を1日で10科目分、チェックできるようにしました)

【選択式の勉強方法】

基本的に択一の練習をしていると、普通に取れる問題もあるので、選択対策用の勉強は特にせず、択一中心に勉強していました。

ただ目的条文は別途、選択対策で暗記しますが、直近出題された条文は多分出ないので、バッサリ切って(軽く目を通す程度)金沢先生の出題予想で取り上げられた条文は完璧にし、自分なりの強弱をつけました。

統計と白書は経験者合格コースだと、サブノート等で通年通して勉強できます。

特に統計で、自分の感覚とズレている所に出会うと「へぇ!世間はそうなんだ、面白いなぁ」と思い、面白いと思う時ほど、忘れずに割と良く頭に残っていた気がします。

【不合格だった年の原因と今回変えたこと】

不合格の時は、やり切ったつもりでも、やり切れていなかった、覚えきれていない、まだまだ力不足だと感じました。

なので、とにかく試験後、やり切った!と思えるよう、後悔しない勉強を、やり切る事を目標にしました。

【勉強内容】

・5月まで
講義をこなす。問題集解く、確認&中間テストを受ける。カリキュラム通りこなす。なるべく配信スケジュールに遅れないようにする。

・5月~7月(直前期)
記憶の奥底に行ってしまった科目の知識を呼び起こします。10科目、満遍なく勉強します。

1回転目は特に、最初の頃に学んだ事を忘却している現実に絶望するかと思いますが、皆んな一緒です。
この絶望感を乗り越えないと受かりません。
回転数により、思い出しやすくなるので、大丈夫です!とにかく諦めずに記憶を呼び起こして下さい。社労士24なら、すぐに講義を見直せます!

・8月(最直前期)
10科目をMaxキレキレの状態に仕上げますが、とにかく最直前期こそ基礎が大事だと思い(金沢先生の教え通り、知識のドーナツ化現象を防ぐためです)覚えている、大丈夫だと思うところも見直して、とにかく知識の抜けがないよう心がけました。

【本試験中に気をつけたこと・感じたこと】

2025年の本試験中は、難しくて絶望しましたが、とにかく自分を信じ抜きました。
ここで砕け散るような勉強はしてきていない!この日のために積み上げてきた自分、支えてくれた家族、ここまで導いて下さった金沢先生、石戸先生を思うと力が沸きました。

気をつけた事は「いつも通り」です。

あと、忘れられないのは、午前の選択式試験で、冷房がビュービュー直撃して、コートが欲しいくらい、ガタガタ震え、手がかじかみマークシートの塗りつぶしが大変だった事です。
(昼休みに試験監督に直談判しに行きましたが、他の受験生からも同じ要望があったとの事で、午後は冷房が弱まり、無事、長丁場の択一も乗り切れました)
皆様、真夏ですが、くれぐれも上に羽織るものを持っていって下さい!!!
冷房が直撃する席だと、薄いカーディガンでは、寒さを全く防げませんでした。

【受験生の方へのメッセージ】

試験中は強い気持ちで乗り切りましたが、試験の帰り道は、本試験の難しさに「今年もダメだった、こんなに頑張ってきたのに、こんなに手応えがないなんて、私は一体何をやってきたんだろう」と思い、大人ですが、悔しくてメソメソ泣きながら帰りました。

不甲斐ない自分、家族にも申し訳ない等、色んな気持ちが湧き上がり、涙が止まりませんでした。でも、なんとか受かる事ができました。

合格までの道のりは決して平坦なものではなく、仕事、家事、育児、様々な事と両立させながら勉強する事は、非常に大変な事で、それでも受かりたいから頑張る。
常に伴走して下さる先生方がいて、何度倒れても、目標に向かって、自分の足で立ち上がり、進んできました。

社労士試験に受かるためには、とにかく諦めない事だと思います。
強い気持ちを持ち、自分を信じ抜く事、支えてくれる人たちに感謝する事で、必ず!道は拓きます。

【その他ご感想など】

子どもの体調が悪く、参加予定だった祝賀会に行けませんでした。
ずっと伴走してくださった、金沢先生や石戸先生に直接御礼申し上げたかったのですが叶わず。。
その代わりに、こちらの合格体験記を寄稿するとともに、心から先生方へ御礼申し上げます。本当に本当に本当にありがとうございました!!!

社労士試験に向けて頑張った数年間は、少しの隙間時間も無駄にしないと誓い、1秒1秒を大切にして、その時その時味わう喜怒哀楽がたくさん詰まった、私の人生の宝物です!!

 

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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