2026年社労士試験合格体験記(13)「ノート作成はやめて情報はテキストに集約」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2026年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

今回はやもこ様からお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

#社労士24 #経験者合格コース #社労士合格体験記 #金沢クラス

合格体験記募集中

合格体験記は11月30日までに募集中です。応募フォームは→こちら

プロフィール

40代女性/会社員/IT系企業勤務

【社労士を目指したきっかけ】

元々私の周囲に社労士となり活躍している方が何人かいたため、10年以上前から「いつか自分も社労士の資格を取りたい」と漠然と考えていました。

そんな中、ここ数年で異動により部署と上司が変わり、就業環境が大きく変化した事で悩むようになりました。
今後の働き方について考えるようになり転職も検討しましたが、40代で転職するのであれば、何か大きな武器が必要だと感じました。

そこで改めて社労士資格の事を思い出し、本格的に社労士を目指すことを決意しました。

【得点状況】

R6年
選択24/択一27
R7年
選択27/択一41
R8年
選択33/択一49

【利用のコンテンツ】

・社労士24+直前対策
・択一トレ問アプリ
・選択トレ問アプリ
・イラストでわかる労働判例100
・伴走型コンテンツ(YouTubeなど)
・Goodnotes(PDFテキスト閲覧、書き込み用)

【学習計画の立て方】

私は計画を立てることがあまり得意ではなく、勉強当初は「今月は2~3科目のテキストを読んで、択一トレ問を1周する」といった大まかな計画しか立てていませんでした。
予定より学習が遅れても特に計画を立て直すことはなく、そのまま勉強を続けていました。

しかし、4月頃になっても進捗や問題の正答率が思うように伸びず、このままではいけないと考え、一念発起し学習方法を見直すことに。
試験日から逆算して週ごとの目標を設定し、Studyplusというアプリで勉強記録を細かくつけることで勉強時間や進捗を可視化しました。

毎週計画と実績を振り返り、遅れている場合は翌週以降の計画を修正したり、弱点科目に時間を多めに配分しました。
また、生成AIに自分の学習状況や模試の成績を入力し、具体的な学習計画を作ってもらうこともありました。

【勉強時間の作り方】

夜は猛烈に眠くなり勉強にならないので夜勉は早々に諦め、早起きして朝に1~2時間程度の学習時間を確保していました。

昼休憩は職場での付き合いをほぼ捨て、15分程度で昼食を済ませて残りの時間は勉強に充てました。

通勤中や家事、入浴時の隙間時間を無駄にしないよう、講義動画や一問一答、目的条文の読み上げ動画等を利用した「ながら学習」を毎日欠かさず行いました。

週末は環境を変えて子供と一緒にスタバで勉強したり、子供を習い事へ送った後お迎えまでの待ち時間を活用して一人でスタバ学習をするのがちょっとした楽しみにもなっていました。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

勉強時間の目標は週20時間。

平日は平均2時間程度、休日・祝日は平均5時間程度を目安にしながら、仕事や家事、育児の状況に応じて日々調整していました。

受験年度の机に向かった勉強時間は約640時間で、隙間時間の勉強を含めると約1,000時間でした。

【回転数】

・社労士24の講義・テキスト:5周
・択一トレ問:4周
・選択トレ問:1周
・模試:間違えた問題のみ2周

【一番苦労したことと解決した方法】

一番苦労したのは、やはり勉強時間の確保です。
フルタイム勤務に加えて残業もあり、家事や育児もある中で、まとまった勉強時間を捻出するのは簡単ではありませんでした。

職場では昼休憩をフル活用して勉強に充てました。
テキストはPDF、問題演習はトレ問アプリを使い、スマホやタブレットでどこでもテキスト読みと問題演習ができる環境を構築しました。

また、家事や子供のことは家族に最大限頼って、空いた時間を全て勉強に充てるようにしました。
超直前期に子供が夏休みで遊びに行きたがっていた時は、夫が二人の子供を連れて旅行に行ってくれ、その期間勉強に専念することが出来ました。
家族の協力なくして、今回の合格はなかったと思っています。

弱点は、数字の暗記です。
社労士試験の膨大な勉強範囲と、その中でも多くを占める数字の暗記が本当に苦手で頭を抱えました。

そこで、基本中の基本ですが過去問を一問解くごとにテキストに戻って確認することを徹底しました。
間違えた問題の該当箇所には書き込みをして、テキスト読みの際に重点的に確認するようにしました。

飛び道具として、覚えられない数字は語呂合わせを有効活用しました。
ただ、語呂合わせ自体を忘れたり、「この語呂合わせは何の数字だったっけ?」となったりすることもありました。
そこで、生成AIに語呂合わせのイメージ画像を作ってもらい、GoodnotesでPDFテキストの該当箇所に貼り付けて視覚的に覚えやすくなるよう工夫しました。
そのおかげで今年の選択式雇用保険の求職活動関連役務利用費の問題は、金沢先生の「大五郎、ちゃーん」の語呂合わせを本番で思い出し即答することが出来ました。

金沢先生の昭和感溢れるセンス抜群の語呂合わせは、唯一無二だと思います!

【選択式の勉強方法】

選択式が鬼門で、模試でも毎回何かしらの科目で1点や2点をたたき出していたので、7月から選択式対策に力を入れました。

選択トレ問に加え、白書・統計のテキストや動画を毎日確認しました。
また、普段のテキスト読みの際にも、Goodnotesのマスキングテープ機能を使って、数字や重要語句を隠し、「ここには何が入るだろう?」と考えながら読むようにしていました。

特に重点的に対策したのは目的条文です。
毎日金沢先生のYouTubeの目的条文読み上げ動画を流しながら、声に出して音読していました。
この対策が今年の選択式問題の社一で絶大な効果を発揮しました。

目的条文そのものが出題されたDとEは迷わず即答できましたし、Aも少し悩んだものの国民年金の目的条文で憲法第25条が出てきてたな・・・と思い出して正答することが出来ました。

【不合格だった年の原因と今回変えたこと】

不合格だった昨年は「書いて覚えることが記憶の定着につながるはず」と考え、タブーとされているノート作成に手を出してしまいました。
1科目の勉強に1か月以上かけることもあり、当然進捗は大幅に遅れました。

時間をかけて書いた割にはそれほど覚えられていない事に気づいて途中でやめたものの、最終的に回転数も伸びず、非効率的な時間の使い方をしてしまった・・・と大いに反省しました。

今年リベンジするにあたり、範囲の広い社労士試験は如何に回転数を増やして基本知識を定着させるかが合格の大きなカギとなると考え、ノート作成はやめて必要な情報はすべてテキストに書き込み、情報を集約しました。

また、昨年は問題を間違えたときに解説を読んで「分かったつもり」になり、そのまま次の問題に進んでしまうことが多くありました。

結果知識は点のままで、全体像の把握が出来ていませんでした。模試の択一の得点も40点前後で伸び悩んでいました。
今年は問題を間違えたときにテキストに必ず戻り、周辺論点も含めて読み込むことを意識しました。

地道で辛い作業であり時間もかかりましたが、そのおかげで7月の模試では択一の得点が初めて7割を超えました。
振り返ってみると、やはり基本を泥臭く積み重ねたことが、最後の伸びにつながったのだと思います。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)
 最初の1周目は、1科目ずつ順番に進めました。
 通勤中や家事中は社労士24の講義動画やYouTubeを利用し、机に向かえる時間にはテキスト読みと問題演習を行いました。
 各科目の学習が終わるごとに確認テストに取り組みました。
 また、『イラストでわかる労働判例100』を1日1事例を目安に読みました。
 4月頃までには全科目を一通り学習し、2周目以降は労働科目と社会保険科目を並行して進めました。
 
・5月~7月(直前期)
 法改正に加え、労働経済・白書統計の学習を開始しました。
 7月からは選択式対策にも力を入れ、6~7月の模試とその復習にも取り組みました。
 7月には全科目を複数回転させることを意識し、8月中旬までには全科目を4周しました。

・8月(最直前期)
 試験1週間前から長期休暇を取得し、最後の総復習を行いました。
 テキスト読みと講義動画を中心に、全科目をもう一度回しました。
 ただ、安衛と労一は後回しになってしまい、最後までテキストを十分に確認する時間がありませんでした。
 そこで試験前日の夜に講義動画を1.5倍速で視聴し、各科目1時間程度で最終確認をしました。
 結果的に安衛と労一は択一で満点を取ることが出来たので、私の場合はこの講義動画による最終確認がかなり効果的でした。

【本試験中に気をつけたこと・感じたこと】

模試を受ける中で、自分にとっての問題を解く順番の最適解を探しておくとよいと思います。

私の場合、本試験ではまず国民年金から始め、頭のスタミナがみなぎっている序盤に社会保険科目を片付け、その後、労基・安衛から労働科目に入り、最後に「ラスボス」の一般常識に挑むという順番にしました。
また、社会保険科目を終えたところで一度トイレ休憩を入れ、気持ちをリセットしていました。

私はメンタルが決して強くなく、難しい問題が出ると、そこで気持ちが乱れてしまいやすいタイプです。

問題そのものだけでなく休憩を含めた時間の使い方や気持ちの切り替えも、私にとっては本試験対策の一つでした。

余談ですが、試験監督官の方から私の「ちいかわ」のAirPodsケースについて声をかけていただき、少し会話できたことで、緊張が和らいだのも良い思い出です。

【受験生の方へのメッセージ】

社労士試験は、何年もかけて挑戦することになる人も多く、受験料や教材費だけでなく、勉強時間や家族との時間など、さまざまなものを長期で犠牲にする可能性がある試験です。

私自身、受験中は「自分は一生受からないかも・・・」「家族との時間を削ってまで勉強する意味があるんだろうか・・・」と何度も思い悩んできました。

それでも、最後まで勉強を続けて合格することができた今は、すべてが報われたと思えます。

今回の受験を通して一番大きかったのは、「自分は努力を積み重ねれば、目標を達成できる人間なんだ」と自信を持てるようになったことです。

社労士試験の受験を決意した時は、仕事で成功体験を積むことが出来ず、上司には否定され続け、段々と「私はこの会社に必要ない人間」と思うようになり自己肯定感は爆下がり。
本当に辛い毎日でした。

でも、今は違います。「私が必要とされる、活躍できる場所はきっとあるはず」と思えるようになりました。
この経験は、これから先の人生でもきっと自分を支えてくれると思っています。

社労士試験は努力を一歩ずつ積み重ねていけば、確実に合格に近づいていける試験です。
是非合格して、「自分はやればできるんだ」という喜びを味わってほしいです。

【その他ご感想など】

社労士試験は、長期間にわたる孤独な戦いでもありました。
そんな中で、金沢先生の受験生一人一人に寄り添ってくれる言葉の数々に何度も励まされ、救われました。
本当にありがとうございます。

苦しい時期を乗り越え、最後まで勉強を続けられたのは、家族の支えや講師の先生方、そして一緒に頑張る受験生の存在があったからだと思います。

今回の合格を一つのきっかけとして、これからは資格を生かして新しい世界に踏み出し、自分の人生を少しずつ変えていきたいと思っています。

 

その他の合格体験記

その他の合格体験記は下記のリンク先でご覧いただけます。

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
是非Twitterのフォローお願いいたします!

↓ランキングに参加しています。↓

にほんブログ村 資格ブログ 社労士試験へ