2021年(令和3年)の社労士試験の受験料改定。9,000円→15,000円になることが確定

みなさん、こんにちは。
金沢博憲(社労士24)です。

以前より見直しの検討が進んでいた社労士試験の受験料について、本日、改定されることが確定しました。

令和3年試験の受験料の改定が確定

1月29日の官報で、社会保険労務士試験の受験料の改定に関する改正政令が公布・施行ました。

従来の9,000円から15,000円への改定です。

(改定前)9,000円
  ↓
(改定後)15,000円

改定の理由としては、「試験の実施における新型コロナウイルス感染症の感染予防対策の必要性や、積立金の状況、受験者数の実績等を踏まえて」としています。

 

改定案については、意見公募が行われていましたが、その意見に対する厚生労働省の回答はこちらでご確認いただけます。

過去の受験料の推移

なお、過去の受験料の推移を調べてみると

  • 平成3年→2,950円
  • 平成6年→3,600円
  • 平成9年→4,100円
  • 平成12年→9,000円※試験事務が連合会に移行
  • 令和3年→15,000円

となっています。

今回、20年ぶりの値上げ改定となりました。

合格率や合格基準点に与える影響とかは考えないのが吉

改定の結果、受験者数が減少し…とか考えても、仕方がないことです。

択一で49点以上、選択でオール3点以上とれば、合格できる試験です。

そのための勉強を進めましょう。

他の国家試験の受験料と比べてみると…

他の国家試験の受験料と比べてみました。
いわゆる”8士業”になるための資格を中心に並べると、次のような結果になりました。

  • 司法試験→28,000円(予備試験は17,500円)
  • 公認会計士→19,500円
  • 社会保険労務士→9,000円→15,000円
  • 弁理士→12,000円
  • 税理士(5科目)→10,000円(1科目は4,000円)
  • 土地家屋調査士→8,300円
  • 司法書士→8,000円
  • 行政書士→7,000円
  • 宅建士→7,000円
  • 海事代理士→6,800円
  • 税理士(1科目)→4,000円

⚠確実な金額は各試験主催団体にご確認ください。

以上です。

他、社労士試験の最新情報はこちらから情報発信しています。

 

執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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