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前半では、社会保険労務士の仕事の内容や受験資格、合格率、合格基準点などをご紹介します。

後半では、平成30年社労士試験の詳細をお伝えします。

社会保険労務士とは

社会保険労務士(社労士)は「国家資格」です。

企業の人事労務管理や、年金などの社会保険分野に関するエキスパートとして活動します。

労働基準法などの労働法令に沿った働きやすい職場環境作りを企業に提案したり、複雑な年金制度を活用できるようにサポートしたりします。

近年、人員確保や生産性の向上のため働き方改革に取り組む企業が増える中、一層注目が高まっています。

毎年5万人近くの受験申込者がいる人気の資格です。

人気の理由は?

・独占業務があること

労働・社会保険に関する手続業務や、就業規則などの作成業務をすることができるのは、社労士だけです。

・独立開業が可能、企業内で活躍する道も

独立開業できるのも魅力の一つ。企業と顧問契約を結び、手続き代行・コンサルティング業務といったサービスを行います。
また、企業内社労士として、総務部・人事部で専門性を活かすこともできます。

・お勤めしながら合格できる

社労士試験の合格者のうち、7割はお勤めの方です。仕事を続けながら試験勉強をすることができます

また法律系の国家資格の中では女性の方の合格者が多いのも特徴です。

・実生活で役立つ

社労士試験の勉強の内容は、仕事や生活をする上で役に立つ知識をワンパッケージにまとめたものです。

お勤めの方であれば労働法令の知識が役に立ちます。社会保険の知識は、ご自身のライフプランを考える上で活かせます。

・幅広い年齢層で合格。最高齢84歳

難関国家資格というと、合格者は若い世代が中心になることが一般的です。

しかし社労士試験では、幅広い年齢層から合格者が出ています。
平成30年の試験では、最高齢合格者は84歳の方でした。

金沢 博憲金沢 博憲

ちなみに84歳合格の方は、私が担当したクラスの方でした。その方からのコメントがこちら

 

社会保険労務士試験ガイド

社会保険労務士になるためには、まず社会保険労務士試験に合格する必要があります。
その受験資格日程試験形式合格率についてまとめます。

受験資格は3パターン

社労士試験を受験するためには、受験資格が必要です。

主に学歴、実務経験、厚生労働大臣の認めた国家試験合格の3つに分けられます。
一例として、次のような受験資格があります。

受験資格(一例)

・学校教育法による大学、短期大学若しくは高等専門学校(5年制)を卒業した者(専攻の学部学科は問わない)

・修業年限が2年以上で、かつ、課程の修了に必要な総授業時間数が、1,700 時間(62単位)以上の専修学校の専門課程を修了した者

・労働社会保険諸法令の規定に基づいて設立された法人の役員(非常勤の者を除く。)又は従業者として同法令の実施事務に従事した期間が通算して3年以上になる者

・行政書士となる資格を有するもの

※受験資格の詳細は、全国社会保険労務士会連合会試験センターのホームページをご覧ください。

試験日程は毎年8月下旬の日曜日

社会保険労務士試験は、毎年1回、実施されます。

試験日は、例年8月下旬の日曜日です。

社労士試験の難易度や合格率は?

ここ数年一桁%の合格率で推移しています。合格率だけでみれば、かなりの難関といえます。
しかし、司法試験や公認会計士試験との違いがあります。

受験されている方の中心はお勤めの方で、合格者の方もそうです。

仕事と勉強を両立して合格されている方が多いということです。

スキマ時間の活用などで勉強時間を捻出し、できるだけ効率的に学習することが合格のポイントです。

社労士試験の難易度が高いといわれる2つの理由

試験形式はマークシート

選択式試験と択一式試験があり、いずれもマークシート形式です。

したがって、条文を丸暗記する必要はなく、正誤判断に必要なキーワードを正確に記憶することが、勉強方法の基本となります。

選択式試験

空欄補充形式の試験です。8問×5点=40点満点です。

択一式試験

五肢択一式の試験です。70点満点。7問×10点=70点満点です。

 

試験科目

労働基準法や健康保険法など、仕事や生活に関わりが深い法律を勉強します。

一方で、憲法や民法などの法律については試験範囲に含まれていません。

その意味で、過去に法律の学習をしたことがなくても、スムーズに学習を進めることができます。

 

合格基準点

選択式試験の「総得点」及び「各科目点」、並びに択一式試験の「総得点」及び「各科目点」があります。
いずれも基準点以上の得点をとると合格です。

例年、総得点は、60%〜70%が基準点です。

各科目点は、選択式が5点中3点以上、択一式が10点中4点以上です。

その年の平均点や得点分布の状況によって、補正が行われます。

以下は、平成29年試験の合格基準点です。

総得点が基準点を満たしていても、ある科目の科目点が基準点に届かないと合格することができません。

苦手な科目をつくらないように万遍なく学習を進めることが求められます。

平成30年の試験要項

4月13日(金)、平成30年社会保険労務士試験が公示されました。
第50回、平成最後の社労士試験です。
主な内容は次の通りです。

・受験申込書の受付期間は?

・平成30年4月16日(月)~平成30年5月31日(木)
本年の申込は締め切られました

・申込者数は?

6月18日に約49,600人と発表がありました。
例年、この8割弱の人数が受験人数となります。
受験者数はおそらく39,000人弱となるでしょう。

・試験日はいつ?

・平成30年8月26日(日)

・合格発表日は?

・平成30年11月9日(金)

・試験時間は?

 ○選択式試験8問
 ・着席10:00
 ・試験時間10:30~11:50(80分)
 ○択一式試験70問
 ・着席12:50
 ・試験時間13:20~16:50(210分)
合格者(男性)

模擬試験などを通じて、時間配分や解く科目の順番、マークするタイミングなどを確立しておきましょう。

・出題範囲は?

・労働基準法及び労働安全衛生法
・労働者災害補償保険法
・雇用保険法
・労働保険料徴収法※選択式での出題はなし
・労務管理その他の労働に関する一般常識
・社会保険に関する一般常識
・健康保険法
・厚生年金保険法
・国民年金法
合格者(男性)

徴収法は選択式試験では出題されませんので、選択式対策として勉強は必要ありません。

・試験会場は?

・合格基準点は?

合格基準点は合格発表後に公開されます。
昨年の合格基準点などの情報はコチラから
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者(旧・上級)コース」を担当致しております。
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