社労士(2021)合格体験記(36)大切なのは誰もが解ける基本的なこと

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2021年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

大切なのは誰もが解ける基本的なこと

今回は”setokko”様から頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

【属性】

  • 30代後半
  • 女性(夫と小1・年中の子どもの4人暮らし)
  • 会社員

【利用のコンテンツ】

  • 経験者合格コース
  • 社労士24

【学習計画の立て方】

経験者合格コースのレクチャー配信スケジュールに沿って進めていきました。
社労士24はサブ的に、隙間時間に聞いていました。
その他、適宜金沢先生がtwitterで勧めてくださるスケジュールに従って勉強しました。

【勉強時間の作り方】

仕事、家事、育児がある中で、一番苦労したのは勉強時間の確保でした。
寝かしつけの時間を睡眠時間に組み込むため、子どもたちと21:30に就寝し3:30に起床、朝起きてから1時間ほどで家事を済ませ、そこから勉強する生活をしていました。
休日も早朝から勉強し、子どもたちが起きてくる前にこっそり家を出て2-3時間ほどマ〇クで勉強していました(直前期はマ〇クからス〇バにハシゴしてお昼まで)。
しかし、やはり息抜きも必要で、直前期に入るまでは金土どちらかは夜起きていて夫とお酒を飲みながらテレビを見たりしていました。

直前期は子どもが夏休みに入り学童のお弁当を作らなければならず、勉強時間の確保がより難しくなり辛かったですが、ラスト2週間は仕出し弁当で我慢してもらうなど、子どもにも協力してもらいました。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

平日は早朝の2時間~3時間が座って勉強できる唯一の時間で、往復3時間の通勤で金沢先生のtwitterに回答したり社労士24を視聴したりしました。
ただ、通勤電車は立っていても100%寝てしまって、勉強時間というより睡眠時間になっていました(汗) 

また、社労士の勉強をしていることは会社には一切言っていなかったのでお昼休憩もあまり勉強できず、開き直ってネットやメールをする自由時間に充てていました。

【回転数】

  • 社労士24:レクチャー1周、苦手な国年・健保・労一のみ3~5周
  • トレ問アプリ:概ね4回転程度
  • 選択式トレーニング問題集:こればかりは、申し込みが直前ですべて消化できず、労一・社一・労基のみ2回転、雇用と労災は未着手、年金健保を1回転。

【一番苦労したことと解決した方法】

    レクチャーを見るのは楽しかったのですが、頭から知識を引っ張り出すのが苦手だったため、問題を解くのが好きではありませんでした。
    金沢先生の仰る「当たり前の知識にする」ことを意識し、苦手箇所はとにかくレクチャーを回転させて自然に覚えられるように心がけました。
    いわゆる「暗記」するための作業は直前期にしかしませんでした(もっと早くしたほうがよかったかもしれませんが…)。

    また、昨年度は労基と労一の足切りで不合格だったのですが、特に統計に苦手意識を持っていたので、初期の頃から先生のtwitter問題を解き、また統計のテキストのまとめページを小さくカットして暗記カードに貼り付けて持ち歩いていました。

    【勉強内容】

    ・5月まで(直前期の前)

    経験者合格コースの配信に合わせて、レクチャー&トレ問。隙間時間で社労士24。
    直前期に向けて社労士24のテキストにすべて書き込むようにしていました。

    ・6月~7月(直前期)

    金沢先生が勧めてくださったスケジュールで進めました。
    模試は、1年目は2社受けましたが、正直時間を取られるだけであまり効果を感じられなかったので、今年はパックについている大原の模試だけ受けました。
    実感としては十分だったと思います。

    ・8月(最直前期)

    一番大切な時期です。ここで本気でやるかやらないかで大きく差が出ると思います。
    私自身、1年目は模試D判定から択一48点まで上げることができました。
    今年もやることをすべて書き出し、カレンダーを作って漏れがないようにしました。

    【2022年受験生の方へのメッセージ】

    社労士試験は精神的にも経済的にも負担が大きく、また法改正の多さや選択式の足切りなど、非常に過酷な試験ですが、実務未経験の私でも2年目で足切りなく合格できたのは、運と執念、そして毎日少しでも必ず勉強を続けてきたからだと思います。

    金沢先生もいつも仰いますが、「基本が大事」です。
    先生が「これは出ないんじゃないですかね」と仰ることは、もう先生に完全に乗っかってしまいましょう(笑)
    大切なのは誰もが解ける基本的なこと…と、本試験中に基本事項をド忘れして冷や汗をかいた私の経験からもお伝えしたいと思います。

    その他、「いつ何をやるかをあらかじめ決めておく」「匂わせ言葉に従う」など、先生の納得の教えの数々に救われました。
    初挑戦の方も、再チャレンジの方も、必ず合格できると自分を信じて、金沢先生を信じて、本試験まで走り抜けてください!

    最後に、私のようにマークミスに怯える2か月を過ごさないため、できる限り見直すことをオススメします。
    ただ、試験中は何度確認しても100%大丈夫とは思えないほどの極限の精神状態になってしまうので、回数を決めておくのも良いかもしれません。

    【その他ご感想など】

    1年目は他社の通信教育で勉強しながらyoutubeで社労士24を知りました。
    あまりのわかりやすさに驚き、社労士24LIVEなどで触れた金沢先生のお人柄にも惹かれ、もし2年目があるなら絶対に金沢先生にお世話になろうと決めていました(先生の営業力半端ないです)。

    Twitterはいつも見る専門でしたが、最後の最後まで受験生に並走してくださいました。
    私は直前期に大スランプに陥ってしまい、当日もまったく自信を持てないまま会場に向かうことになってしまいましたが、先生のメッセージを見て心を落ち着かせ、「はじめてください」の合図まで自分の手を見て、涙をこらえながら「これだけやってきたんだから大丈夫」と自分に言い聞かせました。
    結果、手ごたえはまったくなかったのに、信じられないことに足切りなく択一も自己最高得点で合格することができました。
    金沢先生、本当にありがとうございました。

    社会人の皆さんが目標に向かって真剣に勉強しているこの世界に身を置けたこと、非常に刺激的でしたし、かけがえのない経験となりました。
    自分のために勉強するってやっぱり素晴らしい!これからも勉強を続けていきたいと思います。

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    執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

    金沢 博憲金沢 博憲

    時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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