2022年社労士試験合格体験記(7)確信をもって答えを選べなくても、正解肢にたどり着ける力をつける

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2022年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

合格体験記は11月30日までに募集中です。→こちら

今回は”たたた様”から頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

プロフィール

30歳、男、地方銀行勤務

【得点状況】

③2022年 択一 55点 選択 33点
②2021年 択一 39点 選択 23点
①2020年 択一 42点 選択 23点

【利用のコンテンツ】

・大 原:経験者合格コース(通信)、Twitter
・その他:秒トレアプリ、市販の直前対策摸試

勉強方法

【学習計画の立て方】

基本的に大原の経験者合格コースのカリキュラムに沿って勉強しました。合格実績の高い、大原のカリキュラムなら、従って勉強しておけば、とりあえず問題ないだろうという気持ちで、金沢先生にお任せです。
ただ過去2回の受験では、一つの問題集を繰り返し説いていた弊害で、問題集では解ける問題が少しひねって出題されると、頭の中がこんがらがってしまい、結果的に正答にたどり着かないということが散見されたので、できるだけ多くの種類の問題に触れるよう心掛けました。
また、経験者合格コースの動画に触れる時間をできるだけ長くして、「耳から覚える」ことを意識しました。

【勉強時間の作り方】

・徒歩通勤(30分)だったので、通勤時間は講義を2倍速で流していました。
・通勤時間以外に朝30分は勉強できるよう習慣づけしました。
・土日はなるべく大原の自習室に出向いて、Web講義の視聴、復習を行いました
 ⇒自宅では勉強できない性格なので、自習室がいつでも使える大原は学習スタイルに合っていたと思います。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

・2022年12月に勉強リスタート
・2022年度総勉強時間:450時間
・3年間で合計1,000時間くらいは勉強しています

【回転数】

講義は基本1回、苦手分野は複数回、視聴しています。
7月末までにトレ問を択一式7回、選択式5回、回転させました。
最後の1カ月で、これまで間違った問題に絞って全部3回連続で正解するまで回転させました。

【一番苦労したことと解決した方法】

一番苦戦したのは、各科目で似たような論点(届出・給付制限・各種用語(労働者・被保険者)の定義など)を整理して記憶することです。
上記の論点は講義の中で金沢先生がきちんと説明してくれているので、そこの講義部分だけを何回も聞いて、「耳で記憶」しました。また、「横断まとめ」テキストに自分なりの書き込みをして、似たような論点を混同しないように繰り返し学習しました。

【選択式の勉強方法】

選択式は問題を解きまくりました。
選択式のトレ問や直前演習の問題はもちろん、秒トレアプリや市販の直前対策摸試の選択式のみを過去5年分くらい解きました。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)
 カリキュラムに沿って講義視聴⇒トレ問で復習
 隙間時間は秒トレアプリ

・5月~7月(直前期)
 トレ問+市販の直前対策摸試

・8月(最直前期)
 これまで間違った問題に絞って、ひたすら回転(解けている問題についてはほとんど触れませんでした)

メッセージ

【受験生の方へのメッセージ】

・1,2年目は「独学で受かってやるぞ」と意気込んで挑戦していましたが、なかなか点数が伸びませんでした(摸試とかも含めて1回も合格基準点を超えたことはありませんでした)。大原のコンテンツを使ってよかったと思ったのは、「金沢先生の講義を受けられること」だと思います。私は、テキストを読むだけでは記憶が定着しませんでした。金沢先生の講義を聞くことで「耳で記憶」できたのが、知識の定着に寄与したと思います。金沢先生の講義は面白いですし、受験生が苦手とするところは詳しく講義してくれるので、1年間信じてついていくと、「やり遂げる」ことができると思います。

【その他ご感想など】

 偉そうに書いてきましたが、択一式の試験が終わったときは絶対不合格だと思っていました。「労災の通勤災害とか労災就学援護費とか知らねーよ」とか悪態をつきながら帰途につきました…
 試験中に、確信をもって答えを選べなくても、正解肢にたどり着ける力をつけることができたのは金沢先生の講義のおかげです。本当にありがとうございました。