2023年社労士試験合格体験記(8)「過去問を回し続ける理解後追いスタイル」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2023年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

合格体験記は11月30日までに募集中です。応募フォームは→こちら

今回は”tarotaro”様からお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

プロフィール

男性 50代前半
社長秘書、付き人兼運転手
一人暮らし(社長の隣の部屋)

【得点状況】

初回の昨年は選択式労災2点で足切り
2回目の今年
選択式5.5.3.3.5.5.5.5 計36点
択一式5.6.5.7.8.7.9 計47点

【利用のコンテンツ】

必勝リスタート講座、
社労士24、経験者合格コース(通信)

【学習計画の立て方】
大原の教材と共に送られてくるスケジュール表の通りに進めました。
復習のタイミング等も全て記入されており、とても助かりました。

勉強方法

【勉強時間の作り方】

オフの日は一日中、平日は隙間時間を活用、社労士24は神コンテンツだと思います。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

平日約2〜3時間
休日は10時間以上
本年度のみでトータル1,000時間以上。
コロナの為、受験出来ませんでしたが勉強を始めた4〜5年前からのトータルだと3,000時間近く掛かってしまいました。

【回転数】

大原の講義の視聴は基本1回
社労士24は2〜3回
選択トレ問は1回
択一トレ問は3〜4回
その他初学時より20回近く回した市販の過去問題集(5択式)と全科目一冊にまとまっているテキストがあります、通算10回以上は読み込みました。

【一番苦労したことと解決した方法】

大学卒業後より実務経験はおろか、お恥ずかしい話これまで雇用保険、厚生年金にも加入した事がありません。
若い頃に学んだ司法試験勉強の科目(憲・民・刑・商・訴訟法など)とも一切被らず、初めは本当にとまどいました。

独学だった為テキストを読んだだけではチンプンカンプン、とにかく過去問を回し続ける理解後追いスタイルでした。
金沢先生の講義はギャグセンも高く集中して最後まで受ける事が出来ました。

何よりTwitterで受験生の仲間達と出会い、共に進んで来られたのは本当に支えになりました。
金沢先生の毎日のツイートも大変勉強になり、又ブログから届くメルマガも忘却曲線の丁度忘れた頃に届くので大変助かりました(笑)

【選択式の勉強方法】

家にある予想問題(月刊誌など)は一通り解きました。
過去問を数回解き択一式とは違う所が問われるなどの傾向を掴むと、後はひたすらテキストの読み込みでした。
直前期になるとそれまで眠くなって仕方なかったテキスト読みも「ここは択一の勉強だけじゃカバーし切れてない、出題されたらヤバい!」と恐怖に駆られてか、不思議と眠くなりませんでした。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)

大原のスケジュール通り全科目一回転。
直前期は基本が大事と教わっていたので、深掘り、沼りはこの頃までにしておきました。
金沢先生の神まとめ達はプリントし、トイレに貼りまくり。
気付きのあったこと、忘れやすい物は強力ポストイットに書き、スタンドや机の周りにペタペタ作戦でした。
この時期から判例もぼちぼち読み始めていました、しかし最後は国語力かな、とも。

・5月~7月(直前期)

初学より使用している市販のテキストの去年以前のメモを本年度の物に引っ越し。また大原にて得た知見も書き込み+ポストイット貼付。
合わせて択一トレ問ではない、5択式の過去問題集に着手、5択の勘を取り戻しました。初学時より毎年度買い替え、使用していた物なので「今年もコレをやる時が来たか、、、」と感慨深い物がありました。
模試は今年は大原を含めて4回受けました。
統計・白書対策もこの頃からです。
因みに各校の直前対策単科講義は受験生の不安につけ込んで来る様で意地でも取りませんでした(お金が無かっただけで、取れば楽出来た気もします)。

・8月(最直前期)

模試では択一式60点弱は取れていたものの、選択式全科目3点以上満たした事がほとんどなく、また所属する受験生サークルの先輩達からも「選択式の1点に数多の実力者が泣かされて来ている」と伺っていた事もあり、8月はほぼ、ラスト2週間は完全に選択式対策に全振りしました。
最後は市販の全科目一冊にまとまったテキストに絞り込みました、
横断学習もしやすかったです。
4〜5年使い続けている10回以上読んで来たテキストの為、最後には「〇〇はここにこんな表でまとまっている」と、ビジュアルとしても焼き付きました。

メッセージ

【受験生の方へのメッセージ】

多くの方が仕事や育児と両立されて勉強に励まれている事と思います。
赤ちゃんがやっと寝付いた時に一緒に寝ないで勉強されるなど「マジかよ、、、」と本当に尊敬しかありません。
次は貴方の番です、どうか皆様の努力が実りますように。

今年の試験まで私を支えたのは「勉強1,000時間で受かるんちゃうんかい!」という某予備校のコピーへの突っ込みと怨念でした(受かっている人は受かっている)。
全くえげつない社労士試験です、拙い体験談ですが、こんなアホでも受かるのかと、これを読まれた受験生の方の勇気付けになれればうれしいです。

【その他ご感想など】

勉強に注ぎ込んだ時間とお金、もはや後戻りが出来なかっただけです。
この試験の本当の壁は選択式で全科目3点をもぎ取る事ではないでしょうか。
金沢先生、大原のスタッフの方々、お陰様で無事合格する事が出来ました。深い感謝をどうしてもお伝えしたく、本日スマホを突っつかせていただきました。
たまには報われる努力があってもいいよなぁと今は胸を撫で下ろしております。
そしてTwitterの仲間達、誰一人欠けていたら私の合格は無かったかもしれません。
皆様本当にありがとうございました。

 

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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