皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。
2023年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。
合格体験記は11月30日までに募集中です。応募フォームは→こちら
今回は”cocotaka”様からお寄せ頂いた体験記です。
誠にありがとうございます。
プロフィール
・40代前半の男性
・会社員
・金融機関勤務
【得点状況】
・2022年度
選択33点
労基4/労災5/雇用5/労一3/社一2/健保5/厚年4/国年5
択一42点
労基3/労災6/雇用6/一般7/健保5/厚年7/国年8
初挑戦&独学 模試等も受験しておらず、ぶっつけ本番。択一後半で明らかに思考力が落ちており、スタミナ切れを痛感しました。
勉強したはずの択一労基がボロボロで、特に労安は0点と厳しい結果に。
モチベーションの維持が難しく、11月に衛生管理者、1月に年金アドバイザーを受験する事で強制的に自分を追い込みました。
(が、上記試験以外の勉強はできず、燃え尽き症候群でした)
・2023年度
選択31点
労基4/労災4/雇用3/労一3/社一4/健保5/厚年4/国年4
択一48点
労基6/労災7/雇用8/一般4/健保6/厚年8/国年9
【利用のコンテンツ】
経験者合格コース、YouTubeの動画(大原)
教材は出る順を一部使用しましたが、後半は大原の教材に絞っていました。
学習方法
【学習計画の立て方】
上述の通り、完全に燃え尽き症候群で11月(衛生管理者)・1月(年金アドバイザー)と社労士に関連する試験勉強はしたものの、肝心の社労士勉強は遠ざかってしまいました。
折りしも2月下旬に4月1日付けでの転勤発令があり、それを理由に勉強再開は4月上旬。
独学で考えていましたが、大原で合格した知人からの勧めもあって、経験者合格コースを申し込む事に。
しかし、この時点で学習計画を立てなかったことが後に響く事となりました。
【勉強時間の作り方】
会社の始業前と始業後に時間を作りました。
直前期の7・8月は土日のほぼ全ての時間を勉強に。
通勤電車の中では経験者合格コースの講義や社労士試験関連のYouTube動画を視聴していました。
【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】
4~6月
平日:朝に1時間と夜に1時間半 土日:予定が無い日は4時間程度
7~8月
平日:朝に1時間と夜に2時間 土日:朝から夜までほぼ勉強
【回転数】
前年の試験で演習不足を感じていたために6末までに全科目のインプット&演習を終えるつもりでした。
が、せっかくの金澤先生の講義を聞き流すのはもったいないと、1.5倍速のスピードでしたが全科目の講義を視聴。
スタートが4月だったためになかなか講座視聴が進まず、(比較的得意であった)年金以外の全ての講座を視聴完了したのが7月中旬となり完全にペース配分を間違えました。
この時点で年金以外の科目は択一問題集を1~2回行っていたものの、選択式や判例対策・白書は未対策。
大原の中間テストや直前対策、そして模試などの問題が山積みになっており、精神的にかなりしんどい状態でした。
結局、手を広げ過ぎると自滅するという格言を信じて、7月中旬~試験日までは以下に絞って取り組みを行いました。
・年金2科目のインプット
・テキスト読み2回
・択一問題集を3回転(間違えた問題は正となるまで繰り返し演習)
・選択問題集を1回転(〃)
・法改正、白書、判例対策(テキスト読み)
【一番苦労したことと解決した方法】
記載の通り、ペース配分を間違えた事で、精神的不安が押し寄せる毎日でした。
手を広げすぎず、とにかく基本を徹底すれば合格すると信じ、特にラスト一か月は平日含めて隙間時間を有効活用して、勉強時間の確保を実行。
前年の結果で労基&労安に最も苦手意識があったため、特に労基はテキスト読みに時間を割きました。
【選択式の勉強方法】
選択式問題集の演習が中心です。
それ以外に労基は判例対策として同テキストの読み込みを、前年割れの社一は浅く広くを心がけてインプットを行いました。
【勉強内容】
・5月まで(直前期の前)
4月に経験者合格コースを申し込み、教材が届いたのが4月中旬だったため、5月までには労基・労安・労災・労一のインプット&演習が精一杯でした。
徐々にスイッチは入ったものの、演習しても同じ問題を間違えるという事も多く、なかなか勉強が進んでいないと不安ばかりの毎日でした。
・5月~7月(直前期)
試験日残り二か月となった6月下旬に「このままでは全く終わらない」と認識して、ペースアップ。
土日のほとんどを勉強に費やす事でキャッチアップを図りました。
・8月(最直前期)
精神衛生を保つために未開封の模試や中間テスト等は目の届かないところに封印。
基本を徹底する事のみに意識を向けて、仕事の以外のほぼ全ての時間を勉強に費やしました。
メッセージ
【受験生の方へのメッセージ】
2022年の受験結果を見て「あと少し頑張れば取れるかも」という慢心があり、勉強スタートを遅らせた事が反省材料です。
結果的に2023年試験で合格となりましたが、6~7月は「なんでもっと早くスタートしなかったのか」・「大原から送られてきた演習問題に全然取り組めていない」と焦る毎日。精神的にかなりしんどい日々でした。
初学の方はもちろんの事、22年度受験生の方も、とにかく早めにコツコツと勉強される事を推奨します。
大原の教材は非常に充実していますので、むやみに色々な教材に手を広げる事はお勧めしません。
【その他ご感想など】
Xに投稿しましたが、試験日当日に試験会場正門前で金澤先生が笑顔で、そして宣伝のチラシ等は何も持たれずに、受験生を見送られている姿を拝見して、「この先生に付いてきてよかった」と心の底から思いました。
(写真をお願いすればよかったです)
先生が人気の理由は講義内容が素晴らしいという点はもちろんの事、人間性にも魅力があるからこそ、と感じだ次第です。
本当にお世話になりました!
その他の合格体験記
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『資格の大原』ブログ 社労士の「社労士合格体験記」の記事一覧です。「社労士」といえば『資格の大原』。社労士試験の合格率、難易度、勉強方法、勉強時間、独学について、「時間の達人シリーズ社労士24」の評判などをご紹介します。資格の大原 社会保険労務士講座 専任講師 金沢博憲が担当しています。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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