皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
産業医から勧告を受けた事業者(正解率68%)
問題
事業者は、産業医からの勧告を受けたときは、当該勧告を受けた後遅滞なく、当該勧告の内容及び当該勧告を踏まえて講じた措置又は講じようとする措置の内容を、措置を講じない場合にあっては、その旨及びその理由を【?】に報告しなければならない。
A 安全委員会又は安全衛生委員会
B 衛生委員会又は安全衛生委員会
C 都道府県労働局長
D 労働基準監督署長
【社労士試験】安全衛生管理体制(労働安全衛生法)【体験講義】
解答・解説
「B 衛生委員会又は安全衛生委員会」。
事業者は、産業医から勧告を受けた場合は「尊重しなければならない」義務が課されているが、これが”右から左に受け流される”ことがあった。
産業医の勧告が企業内で適切に共有され、労働者の健康管理のために有効に機能するようにしていくことが重要である。
このため、産業医から勧告を受けた事業者は、その内容を衛生委員会等に報告する義務が課されている。
~委員会の開催日~
産業医「事業者さん、御社の健康管理の問題点について勧告します。まず・・・」
事業者「ハイハイわかりました」
委員会「産業医さんから何か聞かれてますか?」
事業者「うんにゃ。何も。」←NG
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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忘却曲線を意識した反復学習にお役立てください。
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ご面倒及び迷惑をおかけしますが、探してみてください。
【今日の一言】
ピックスリー(PICK THREE)。
日々の限られた時間の中、すべてをすることはできない。
そこで、
・人生に欠かせないカテゴリーを5つ選ぶ。
・その中から、毎日3つを選び集中して実践する。
・毎日、組み合わせを変える。
という考え方。
勉強にも置き換えできるかも知れない。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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