皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
関西医科大学研修医(未払賃金)事件(正解率90%)
問題
「研修医が…医療行為等に従事する場合には、これらの行為等は病院の開設者のための労務の遂行という側面を不可避的に有することとなるのであり、病院の【?】これを行ったと評価することができる限り、上記研修医は労働基準法9条所定の労働者に当たるものというべきである。」
A 開設者の許可を受けて
B 開設者の指揮監督の下に
C 開設者の支配管理の下に
D 開設者の従属関係の下に
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・出題予想
・ラスト1週間の勉強方法
・前日・当日の注意点
解答・解説
「B 開設者の指揮監督の下に」。
関西医科大学研修医(未払賃金)事件
臨床研修として病院において研修プログラムに従い臨床研修指導医の指導の下に医療行為等に従事する医師は、病院の開設者の指揮監督の下にこれを行ったと評価することができる限り、労働基準法の労働者に当たるとされた事例。
「研修医がこのようにして医療行為等に従事する場合には,これらの行為等は病院の開設者のための労務の遂行という側面を不可避的に有することとなるのであり,病院の【開設者の指揮監督の下に】これを行ったと評価することができる限り,上記研修医は労働基準法9条所定の労働者に当たるものというべきである。」
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
この時期、「曖昧なところをガチガチにしていく」という正しい勉強をしているがゆえに、「苦手なところ多すぎる…」という心境になりがちだが、実際は、できている箇所の方が多いし、沢山あるのだから、そこは自信を持って進もう。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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