2025年社労士試験合格体験記(6)「問題を解いたら必ずテキストに戻る」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2025年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

今回はおにぎりからお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

#社労士24 #経験者合格コース #社労士合格体験記

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プロフィール

会社員。40代女性。

【社労士を目指したきっかけ】

仕事でもう少し知識面を深堀したいと思ってきまぐれに他スクールの体験講座を見て、勉強になっておもしろかったのがきっかけ。

【得点状況】

令和6年
他スクールの通信講座
選択:3,4,4,1,5,3,3,4 計27点 択一:6,4,3,8,5,4,6 計36点

令和7年
社労士24+直前対策
選択:4,2,5,4,4,5,4,4 計32点 択一:6,7,8,5,7,5,7 計45点

【利用のコンテンツ】

社労士24+直前対策、金沢先生のXの投稿、時間の達人メーリングリスト、秒トレアプリ、社労士過去問ランド、他スクールが出版している問題集

【学習計画の立て方】

とにかく次のテキストと配信が開始されるまでにその前のテキストと配信、トレ問を最低1周することを前提にしました。
また、Outlookのスケジューラー機能を使って曜日ごとに目的条文の読み上げと判例を1日に3つ、社労士法に目を通すことを日課にしました。

【勉強時間の作り方】

平日は通勤時間と毎朝30分早く起き、仕事から帰宅後は可能な限り時間を作りました。
休日は最低でも5時間程度は勉強にあてました。
勉強にはポモドーロタイマー(無音25分)を使用しました。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

平日:2時間程度(通勤中の耳学含め)
休日:5時間(8月は週末8時間)
令和6年:600時間程度
令和7年:1100時間程度

【回転数】

社労士24講義:5回以上 トレ問:5回以上
社労士24テキスト:5回以上
中間テスト等節目のテスト:各3回
大原模試(2回):2回 他スクール模試(3種):各2回
社労士過去問ランド:10回以上
他スクールが出している問題集:3回
350問特訓:1回

【一番苦労したことと解決した方法】

この試験、とにかく問題が読みづらく聞かれていることを読み解くのに時間がかかるので慣れるために過去問をひたすら周回していました。
さんざん回して、試しに社労士24パススル講座の付属でついている過去の中間テストをやってみたものの、6割程度しかとれずに青ざめました。
そこでただ周回することから勉強方法を、トレ問も模試も、他スクールの問題集であっても、解いたら正解不正解にかかわらず必ずテキストに戻ってその箇所を読み、周辺知識も読む方法に変えました。
この方法だと遅々として進みませんが、その都度テキストに要点を書き込んだり何度も繰り返し同じ個所を読むことで、読解の瞬発力もあがりました。

7月1回目の模試で驚くほどいい成績だったので、むしろ途方にくれてしまいここからどう自分を追い詰めていけばいいのかわからず、とりあえず広く浅く復習しようと過去の失敗を忘れてトレ問をただ回していたら7月末の2回目の模試でひどい点数をたたき出し冷や水を浴びせられ、元の解いたらテキストに戻る、というやり方に戻しました。

学習と克服方法は人それぞれ違うと思いますが、私にはこの方法があっていたようでした。

また、一問一答なら解けるのに途端に5肢択一になると解けなくなる沼にもハマりましたが、これは模試を解いてテキストに戻り、一本釣りでいけるのかそれとも消去法で解けるのか、を確認することで5肢択一の解法に慣れていきました。

ある意味最も苦労したのは加齢による老眼です・・・
PC画面とテキストの視線移動で焦点を合わせるのがつらく、本試験は紙だから今のうちに紙面での視線移動に慣れてしまえ、と5月以降はもうPCは使用せず紙面の教材に絞りました。

【選択式の勉強方法】

判例:日課としてこの金沢先生のブログ掲載判例を3つ繰り返し読んでキーワードとなる部分を覚えました。キーワードとなる部分を覚えることで、そのテーマとなる論点の復習にもなりました。

統計:労働経済・厚生労働白書まとめを読み、まとめについている問題もお世話になりました。
その他、秒トレアプリを毎日50問。
他科目はテキスト読みが主体。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)
 毎朝30分日課として目的条文読み上げ、判例と社労士法読み
 食事中は講義動画視聴、通勤中は講義動画の耳学
 隙間時間に秒トレ50問/日
 帰宅してトレ問、他スクール問題集、テキスト読み
 これを毎日実施
 社労士過去問ランドは12月までは利用していたものの、勉強方法を変えたため封印

・5月~7月(直前期)
 直近で受けた模試の復習と該当箇所のテキスト読み
 横断まとめに要点や、考え方を少しずつ書き込み
 労働経済・厚生労働白書まとめに目を通す
 直前期の前のルーチンのボリュームを下げて、上記3つを日課に追加

・8月(最直前期)
 直前期の内容に加え、秒トレ50問/日を200問/日にあげる
 350問特訓の全問題の内容をテキストに目を通しておさらい

【受験生の方へのメッセージ】

私は点数から見て選択式の労災救済組です。
AとEの穴はすぐに埋められましたが、BCDで落としました。Dは最初に「補完」を選びましたが健康保険の付加給付が頭によぎって散々悩んだあげく「付加」を選んで間違いました。
でも大事なのはそこではなく、本当に落としてはならないのはBの「労働」で、これはテキストにちゃんと太文字載っていたものです。
年金科目も得点源と言えるほどの点数は取れていないのですが、テキストの内容をきちんと理解して覚えていたら8点以上は取れる内容でした。

ネットでは社労士24は基本的な事しか教えてもらえない、といったネガティブな意見も見受けられますが、あの薄さで奇跡と思えるぐらい網羅されています。
分厚い他スクールの問題集のオリジナル問題であっても、社労士24のテキストにほぼ掲載されている内容だったぐらいです。
金沢先生がおっしゃる「基本が大事」と「テキスト読み」は本当に大事ですし、これがなにより点数に結び付きます。
あと金沢先生がYoutubeで配信している高得点者の解き方動画は、こんな実務的だったり奇問難問、知らなくても解けるんだな、とすごく参考になると思います。

【その他ご感想など】

令和6年は半年で受験というほぼ記念受験で、どうも知識がふわふわしていて不安だった直前期に、Youtubeで無料であがっていた金沢先生の「2以上期間者の特例」と「高年齢雇用継続給付金(基本手当日額の80%を超えないときは支給しない理由)」の動画を拝聴し、理解が深まった上、本試験でそのいずれの論点も問われた瞬間、この試験ダメだったら社労士24でいこう、と決めて本試験終了後すぐさま申し込みました。

おかげさまで令和6年は3点という雇用保険法が、社労士24を通じてその基本論点や各制度主旨、原理原則や理解から記憶につなげるまでのアプローチを授けてくださったので今年は8点とリベンジできました。
とはいえ、通信はいつでも好きな時に取り組める反面、本講義動画と模試解説を聞き終わったら大体そこで関係性は終了で、あとは本試験まで自分自身との戦いです。

1人で不安に苛まれているときに、先生方が350問特訓や自習時間を開催してくださり、最後に受験生みなさんへかけた励ましのお言葉に私自身本当に助けられました。

ありがとうございました。

 

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

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