2026年社労士試験合格体験記(14)「問題を解くたびにじっくりテキスト読み」

皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。

2026年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。

今回はre様からお寄せ頂いた体験記です。

誠にありがとうございます。

#社労士合格体験記 #社労士24 #経験者合格コース #金沢クラス

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プロフィール

40代女性
夫と子ども1人(未就学)
週5日時短で働きながら2回目の受験で合格しました。

【社労士を目指したきっかけ】

他の国家試験に短期合格できたので、勢いで「次は社労士取るか!」と目標を定めてしまったのが沼のはじまりでした。そんな気軽な試験じゃなかったです。

【得点状況】

R7年度(初回・完全独学)
選択式28点(割れあり、救済あり) 択一式37点(割れなし)
択一の総合点が5点足りず不合格。

R8年度(2回目)
選択式38点 択一式59点(いずれも割れなし)

初回の結果に絶望したため勉強法とスケジューリングを抜本的に見直し。
試験の難易度に差があったことも大きいですが、前年度から選択は10点、択一は20点以上アップで合格できました。

【利用のコンテンツ】

社労士24+直前対策(メイン)
秒トレ(学習済み科目の忘却防止用)
LEC一般常識圧迫講義(労一、社一対策)
イラストでわかる労働判例100(判例対策)

【学習計画の立て方】

試験中に「今のやり方じゃこの試験は一生受からない」と絶望した初回。
それなりに勉強してきたつもりでしたが全く歯が立たず、その日の夜に自分の課題をピックアップして打開策を考えました。

①全体的な理解力不足→独学をやめて社労士24に切り替え

初回は市販のテキストと問題集各1冊ずつで臨んだのですが、さすがに教材のボリューム不足を実感。
予備校を利用しようと決めたものの、仕事も子育てもある中で重い講座を完走できる自信がなかったので、コンパクトで評判の良い社労士24+直前対策に決めました。
独学時にYouTubeで講義動画を眺めていた際、金沢先生の体験講義が飛び抜けてわかりやすく、面白かったことも社労士24に決めた理由の一つです。

②学習したことを片っ端から忘れる→ひたすら回転数を上げる

初回は忘却の宿命に抗えなかったので、2回目は既習者のアドバンテージを活かして回転数を増やすことに。
社労士24は申込直後から前年度の講義とテキストを利用できるので、まずは年内に全科目一周を目標にしました。

③過去問は解けるのに模試や本番はボロボロ→問題ばかり解いて暗記とテキスト読みから逃げるのをやめる

テキスト読みが苦手だったので、これまでは過去問を繰り返してパターンで覚える学習をしてきたのですが、細かい知識の正誤が問われる社労士試験ではそのやり方がまったく通用しませんでした。
そこで、学習の中心はあくまでテキストとし、問題を解くたび、それ以上の時間をかけて論点部分のテキストを読み込むことを心がけました。

④そもそもの学習時間不足→朝の時間を有効活用

元々、勉強は子どもの寝かしつけが終わってから始めることが多かったのですが、それだとスケジュールが安定せず、ほとんど勉強時間が確保できていませんでした。
社労士24フェスでイタチャチャハウス(早朝自習室)のことを知り、毎日朝5時から7時までの2時間を学習時間に充てるようになったことで、学習スケジュールが安定。
これは打開策というより本当に偶然の出会いだったのですが、合格の大きな原動力になりました。
朝2時間勉強していれば、土日の日中も子どもとのお出かけに使えるので、子育てと両立しながらの学習には特におすすめです。

【勉強時間の作り方】

毎朝4時40分に起きて朝食を作り、7時までイタチャチャハウスに参加したあと夫と子どもを起こす、というスケジュールを生活に組み込みました。
また、平日は通勤時間とお昼休みも貴重な勉強時間になりました。
学習を習慣化できたことが点数アップの大きな要因だったと思っています。

【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】

<平日>
朝2時間+通勤往復1時間+昼休み1時間 計4時間
<休日>
朝2時間のみ
直前期は1日6〜10時間

年間合計1300〜1400時間程度
※不合格だった初年度は年間400時間程度

家族との時間を削りたくなかったので、4月ごろまで休日は朝しか勉強していませんでした。5月からは土日のうち1日、7月末からは土日どちらも6時間以上勉強に充てましたが、それを許してくれた夫と子どもには感謝しています。

【回転数】

9、10、11、12月 1回転
1、2、3月 2回転
4、5月 3回転

6月以降は2週間→1週間のスパンで高速回転していきました。
試験前日までに10回転くらいしたのではないかと思います。

【一番苦労したことと解決した方法】

何度やってもとにかく忘れ、学習科目が増えるたびに混乱していくことです。
社労士の勉強をしている間、何度も無間地獄という言葉が頭に浮かびました……。
そのくらいやってもやっても手応えがなく、つらかったです。

結局最後まで解決はしなかったのですが、3回転目くらいから忘却や混乱が徐々にマシになり、直前期には常識レベルの知識も増えていました。

私は元々暗記が得意なタイプではないので、回転数の力技でなんとかねじ伏せたという感じです。

【選択式の勉強方法】

2回の模試で選択式は30点台後半、択一式は50点台後半が取れていたので、7月からは選択式対策をメインに学習を進めました。やったことは以下の3つです。

①テキスト読みの深化
労一、社一、労基、安衛を中心に、社労士24のテキストをひたすら読み込みました。
太字や赤字の部分はそれまでにある程度頭に入っていたので、この時期にやった読み込みはそれ以外の部分です。
過去問を見ていて、選択式では重要なキーワードよりも少しズラした部分が出題されるという感覚があったので、なんとなく狙われそうなところを予想しながら読んでいました。

②一般常識対策
一般常識は広く対策をしたかったので、大原とLECの直前対策を並行して使っていました。
どちらも完璧にするのではなく、両方に出てくる統計や数字は重点的に覚えるなど、濃淡をつけて学習。
時間と脳内のキャパシティを取られすぎないように注意していました。

③判例対策
判例は日頃から金沢先生のメルマガで触れていたため、大まかな内容は頭に入っていました。
この時期にやっていたのは抜かれそうなキーワードの確認です。
大原の直前対策の判例がとてもよくまとまっていたのでそれを読み、イメージしづらい部分は『労働判例100』で補強していました。

④目的条文
スキマ時間に金沢先生の目的条文読み上げを聞きつつ、キーワードの暗記には秒トレを使いました。

①②③④で対策したところが今回の試験でいくつも当たったので、個人的には割と良いやり方だったのではと思っています。
選択式というと労一、社一の一般常識対策がフォーカスされがちですが、やはり基本はテキスト読みだなーと感じました。

【不合格だった年の原因と今回変えたこと】

学習計画のところでも書きましたが、不合格だった年の大きな原因は「学習時間不足」と「雑に問題を解いていたこと」だったと思います。

秒トレやトレ問のアプリ、過去問ランドなどはとても便利なのですが、何度もやっていると自動的に正答率が上がり、なんとなくわかった気になりがちです。

今年は正答率だけで判断するのではなく、問題文を見て論点が思い浮かぶか、解答の根拠が述べられるかを確認し、曖昧なときは必ずテキストに立ち戻るようにしました。

【勉強内容】

・5月まで(直前期の前)

<朝>
トレ問→社労士24テキスト読み→トレ問の繰り返し
テキストはGoodnotesに入れ、マスキング機能で太字や赤字を隠しながら読む
<通勤時間>
Word Holicという単語帳アプリに「表面:見出し」、「裏面:テキスト本文」にしてカードを登録していたので、それを使って見出しからテキスト内容を想起するトレーニング
(例:「(表)在職老齢年金の仕組みが適用される期間」→「(裏)被保険者資格を取得した月の翌月から被保険者の資格を喪失した月まで」など)
<昼休み>
通勤時間と同じくWord Holicでテキスト内容の想起トレーニング
その日にやった範囲の講義を聞いて内容を思い出せるか確認
メイン科目以外の内容を忘れないように軽く秒トレ

・5月~7月(直前期)

トレ問の代わりに確認テスト、中間テスト、直前対策演習を使用し、五肢択一に慣れる
7月からは選択式対策を開始
テキスト読みは変わらず継続

・8月(最直前期)

模試や、今までの問題演習でよく間違えた苦手部分を総ざらいし、当日まで見直す小さな「弱点ノート」を作る
最後の1週間はひたすらテキスト読み

【本試験中に気をつけたこと・感じたこと】

模試のときから、択一式は最後の年金科目から始めて逆に解くようにしていました。
労基や労災はその場で頭を使ってもどうにもならない問題が多いですが、年金科目はクリアな頭で考えれば割と解ける(逆に疲れていると凡ミスをする)ので、個人的には良かったと思っています。

あとは一通り解き終えた後にトイレに行き、気分を切り替えてから見直しをしていました。

【受験生の方へのメッセージ】

社労士試験の勉強は筋トレに似ているなと思います。
少しずつ負荷を上げながら、毎日ひたすら同じことを繰り返していく。

何度も忘れて心が折れそうになることもあると思いますが、適切な負荷をかければ筋肉はつきます!
自分を信じて頑張ってください。
最後は気合いと根性です!

【その他ご感想など】

暗記の苦手な私が合格できたのは間違いなく社労士24のおかげです。
このテキストに載っていることは確実に覚える、と決めてひたすら繰り返したことで、本番でも戦えるようになりました。
講義を聞いてテキストを読み込み、トレ問→確認テスト→中間テスト→直前対策演習→模試と解いて復習していけば確実に力がつきます。

自分で学習を進めて実感したのは、「基本事項を常識化する」「直前期に高速回転する」といった金沢先生の言葉はすべて正しい!ということです。
Xやブログでの励ましにもいつもいつも助けられました。
本当にありがとうございました。
これからも金沢先生のもとで合格される方がたくさん増えることを願っています。

 

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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座

金沢 博憲金沢 博憲

「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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