皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
令和3年度の年金額(正解率48%)
問題
令和3年度年金額は、新規裁定年金・既裁定年金ともに、名目手取り賃金変動率(▲0.1%)によって改定されることになった結果、令和3年度の老齢基礎年金の満額は、780,900円×【?】となる。
A 改定率(0.999)
B 改定率(1.000)
C 名目手取り賃金変動率(0.999)
D 名目手取り賃金変動率(1.000)
ついでに見たい
今回はじめての受験で、全科目一通りの学習をした方は、前回の本試験問題を見てみること(※解かなくても良い)を推奨。
本試験では、問題の難度(簡単・普通・難しい)にばらつきがあることが分かる。
また、正解率と見比べると、簡単そうな問題なのに正解率が低い問題もある。
皆さん、こんにちは。 金沢博憲(社労士24)です。 2020年(令和2年)・2019年(令和元年)・2018年(平成30年)「社会保険労務士試験」の解答・解説です。 ⚠2020年版は一部公開中です。順次公開。 手早く論点 …
解答・解説
「B 改定率(1.000)」。
老齢基礎年金の額は、780,900円×改定率で計算。
改定率の式は、前年度の改定率×名目手取り賃金変動率(又は物価変動率)。
令和3年度は、1.001×0.999=1.000。
よって、令和3年度の老齢基礎年金の額は、780,900円×改定率(1.000)。
すなわち、改定率(1.000)は法定基準額、名目手取り賃金変動率(0.999)は前年度の年金額に対応する。
詳しくはこちら↓
みなさん、こんにちは。 金沢博憲(社労士24)です。 2021年度(令和3年度)の年金額は、2020年度(令和2年度)に比べてマイナス0.1%の減額改定となりました。 4年ぶりの減額改定です。 年金額の伸びを押さえるマク …
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
簡単な問題を落としてしまう主要因は「グリップ力」の低下。
集中力の低下で、問題文を見ても目が滑りまくり、捉えることができない。
夜クタクタな状態で勉強して、寝落ちする寸前のあの状態になるのだ。
本番で、集中力をキープする方策は、難解な問題でスタミナを浪費しないこと。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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