皆様こんにちは。
資格の大原 社会保険労務士試験対策講座の金沢です。
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選択式問題を解く際のポイントは次の通りです。
①問題文を見て解答となる語句や数字を思い出す※いきなり語群をみない
②思い出した語句や数字を語群から探す
③ダミーの選択肢と相対評価して解答を確定する
④思い出せなかった場合でも、どういう性質のカテゴリー(行政機関名、給付名称、給付率、届出期限など)かを思い出した上で、語群から探す。選ぶ際も自分なりの根拠を持って選ぶ。
このポイントを意識することで、選択式対応力が上がっていきます。
それでは、今回のお題はこちらです。
非常時払(正解率94%)
問題
使用者は、労働者が出産、疾病、災害その他厚生労働省令で定める非常の場合の費用に充てるために請求する場合においては、支払期日前であっても、【?】を支払わなければならない。
A 既往の労働に対する賃金
B 平均賃金の100分の60の手当
C 通常の労働時間の賃金
D 労働時間に応じ一定額の賃金
ついでに見たい
育児休業給付の全体像【動画】
必勝リスタート講座の体験講義。担当:金沢博憲(#社労士24、経験者合格コース)【INDEX】0:00→支給要件4:28→被保険者期間の要件の改正11:22→支給期間・支給額18:34→申請手続きその他
解答・解説
「A 既往の労働に対する賃金」。
非常時払は労働者に、不時の出費を必要とする事情が生じた場合、労働者が使用者に既往の労働に対する賃金の繰上払を請求しうることを規定したもの。
「既往の労働に対する賃金」とは、既に労働を提供し発生している賃金債権で、支払日を迎えていないものに限られる。
以上、今回の問題でした。
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリー
過去の選択式問題の正解率別・項目別カテゴリーはこちら。
特に、正解率51%~75%、76%~100%の問題は、他の受験生の方も取れる論点となりますので、マスターしたいところです。
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【今日の一言】
問題文の解き方。
①問題文から論点を”読み取る”
②正誤判断に必要な情報を”思い出す”
③情報を問題文に”当てはめる” 正誤判断を間違える、というのは以上の工程のいずれかに瑕疵(キズ)があるということ。
原因分析の際に意識しよう。
執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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