皆さんこんにちは。
金沢博憲(社労士24 担当講師)です。
2021年社労士試験に合格された皆様からの合格体験記をご紹介します。
”自分に足りない1点”を常に意識して勉強
今回は”ちぱ”様から頂いた体験記です。
誠にありがとうございます。
【属性】
- 30代、一般企業の人事部勤務(フルタイム、経験は約10年)
- 子育て(未就学児2名)
【利用のコンテンツ】
- 経験者合格コース(Web通信)、社労士24、択一式トレ問アプリ
【学習計画の立て方】
1週間ごとに「今週は何をやるか」を明確にすることを心掛けました。
2020年の初受験の際、1点の差で不合格となったことが本当に悔しく、「自分に足りなかった1点はなんだったのか、自分が今していることはその1点を埋めることにつながっているのか」を常に意識しながら学習の方向性を都度修正していきました。
また大原や金沢先生が示してくれるカリキュラムの一歩先を常にいくようにすることで、少しくらい学習が停滞しても大丈夫と思えるような心の余裕を作るようにしました。
【勉強時間の作り方】
子供が寝静まる21時以降が主な勉強時間になりました。
睡眠時間を削ることも多々ありましたが、まとまった時間を確保したいタイプの自分にとってはこのやり方は結果的に正解だったと思っています。
【1日平均の勉強時間とトータルの勉強時間】
1日あたり2.5時間~3時間、トータルでは2年で約1,500時間です。
【回転数】
経験者コースの講義は基本的には1回視聴したら見返すことはしませんでしたが、判例の講義だけは直前期に何度も見直しました。
どのような事件において、どのような法理のもと、どのような判断が下されたのか、テキストの読み込みだけでは分かりにくかったためです。
また、正確には把握していませんが、社労士24は7~8回は視聴しているかと思います。
【一番苦労したことと解決した方法】
年金科目の択一式問題文の読み込みに時間をとられてしまう課題がありました。
年金により親しくなるため、2月開催の年金アドバイザー3級試験で満点を取ることを社労士試験勉強のサブ目標としました。
結果として満点は取れなかったものの優秀賞は獲得でき、年金科目の回答スピードを上げることができました。
【勉強内容】
・5月まで(直前期の前)
直前期に気持ちの焦りが出ないよう、ゴールデンウィーク前までに択一式の正答率を合格基準レベル+αまで到達、維持させることに注力しました。
実際の本試験では精神的に揺さぶられ点数が落ちることをあらかじめ見込み、本番想定の択一式問題を平常時で60点得点できることを一つの目安としました。
・6月~7月(直前期)
それまであまり触れてこなかった統計、白書、判例、労務管理のテキストを徹底的に読み込む学習を中心としつつ、知識のメンテナンスのためトレ問アプリで労働科目、社保科目別にランダム出題させ、すべての科目を横断的に接するように心がけました。
また、摸試を照準に合わせ選択式対策を7月ごろから本格的に始めました。
選択式トレ問、確認テスト、サブノート、他校の模試や予想問題など一通りこなし、本番で何が出題されても怖くないと思える心持を作っていきました。
・8月(最直前期)
選択式の1点をもぎ取るために、できるあらゆることを行いました。
時間はかかりましたが、一字一句、精確なテキスト読みをラスト1週間前の学習に組み込めたことは良かったと思っています。
【2022年受験生の方へのメッセージ】
2021年、各々が様々な事情を抱える中で最大限の努力をされ、それでも思うような結果とならなかった仲間の無念を思うと、かける言葉が見つからなく、自分が合格できたことに申し訳なさすら感じてしまうことがあります。
レベルの高い方々がしのぎを削り日々研鑽されているこの社労士受験の世界で、1点の差で報われなかった方がどれほど沢山いることか、身に染みて感じた2年間となりました。
改めてそのような方々と私との間に差など無いと思っています。
前を向き次の試験を目指して立ち上がるその姿に心から敬意を表します。
【その他ご感想など】
1年目は石戸先生、2年目は金沢先生にご指導をいただきました。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。
先生の講義が聞けなくなるのは少し寂しいですが、ここから先の新しいステージ、自分の足でしっかり歩んでいけるようにこれからも頑張り続けます。
その他の合格体験記
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執筆/資格の大原 社会保険労務士講座
「時間の達人シリーズ社労士24」「経験者合格コース」を担当致しております。
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